※※※※ 富士山連続10回登頂 日本記録に挑戦 ※※※※

富士山を主なトレーニング場としている登山家 鈴木裕久(スズキヒロヒサ・34・静岡県御殿場市)が、「48時間以内の富士山連続10回登頂」の日本記録大幅更新に挑戦します。これは実川欣伸さんが樹立した、富士宮口~富士山頂間の8回連続登頂54時間56分を、登頂回数・所要時間の両面で上回ることを目指す大きな挑戦です。富士宮5合目を今月28日(金)午前11時に出発し、翌々日30日の午前11時を目途に帰ってくる予定です。

富士宮口~富士山頂を往復する場合,、高低差1376m、歩行距離は約10km。これは通常の平均的な脚力で約7-8時間を要する経路です。この往復を10回連続で行うため、総歩行距離は約100km、13.76km相当の斜面を登り降りすることに相当します。


【富士登山というムーブメントへの一助として】
環境省箱根自然環境事務所によると、2012年7月~8月の富士山登山者数は31万8565人となり、調査を始めた2005年以降では、二番目の多さとなっています。近年の登山ブームに加えて、現在進められている世界文化遺産登録に向けたムーブメントの一助として、富士登山が一般に広まることを願い、富士山に関連する様々な記録を樹立することを目標としています。


【これまでに樹立した富士登山関連の日本記録】
2012年8月に、富士山4ルートで4連続登頂する「富士山一筆書き」に挑戦し、23時間54分28秒という驚異的な速さで18年ぶりに新記録を樹立しました。一筆書きは、富士宮口をスタートして反時計回りで御殿場口、須走口、吉田口を登頂、剣ケ峰を経由して富士宮口5合目にゴールする、全長約61キロ、累積標高差は約13キロに上り、標準所要時間の合計で43時間を要する過酷なルートです。これまでの記録は地元の富士山愛好家の都倉洋一さん(69)の28時間30分でした。


【セブン・サミット世界最速登頂への挑戦】
日本記録を達成した後には世界記録に挑戦します。世界七大陸最高峰「セブン・サミット」の世界最速登頂記録に、登山家 鈴木裕久は来年から挑戦する計画です。これまでに約230人の登山家がセブン・サミットを制覇してきました。
日本人登山家は8人です。多数の登山家がセブン・サミットの制覇にしのぎを削る中、最速登頂記録の更新への注目度は高く、ギネス記録として更新され続けています。
登山家 鈴木裕久は、Kristiansen(デンマーク)が2008年に達成した登頂期間136日の世界記録への挑戦を来年に控えています。2013年1月から5月にかけて挑戦する計画です。

【登山家 鈴木裕久について】
鈴木 裕久(スズキ ヒロヒサ) 静岡県御殿場市
1978年4月27日 長崎県佐世保市生まれ
身長178cm 体重68kg
セブン・サミット挑戦に向け、富士山でトレーニングを重ねています。2012年8月23日現在、118回の富士山登頂を達成しました。
現在は1日2回のペースで登頂しています。

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