1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 00:58:18.12 ID:C5Jgj1OS0
いつものファミレス
絹旗「最近麦野の様子が超おかしいです」
滝壺「うん、わたしもちょっと気になってた」
フレンダ「結局何があった訳よ」
麦野「それがね、この前路地裏で絡まれたのよ」
絹旗「それでブ・チ・コ・ロ・シした訳ですね」
フレンダ「それならいつも通りの麦野な訳よ」
麦野「その時はそうじゃなかったのよ」
滝壺「なにがあったの?」
麦野「アレは、3日前の事だったんだけど・・・」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:07:07.01 ID:C5Jgj1OS0
男A「うひょーwww可愛い姉ちゃんみっけwwwww」
男B「マジだwwww俺達と遊ぼうぜwwwww」
麦野(はぁ、また面倒くさいのに絡まれたわ)
麦野「ちょっとやめてくれない?」
男C「いいじゃんwwwww少しくらいwwwwな?」
男A「ちょっとだけでいいからさwww俺等と遊んでよwwww」ガシッ
麦野(さっさとブ・チ・コ・ロそうかしら)
??「おい、ちょっと待てよ」
男B「あぁ?何だテメーは?邪魔する気か?」
??「あぁそうだよ、その人嫌がってるじゃねーか。やめろよ!」
男A「うるせーよ、まずはテメーからやってやる」
??「上等だ、かかって来いよ」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:18:03.00 ID:C5Jgj1OS0
男C「ぐへぁ」バタ
男B「何だコイツ、強ぇぞ」
男A「くそっ、覚えてろよ」ダダダダッ
??「ふぅ、大丈夫ですか?」
麦野「私は大丈夫だけどあなたの方が大丈夫?」
??「幸いかすり傷ぐらいだったんで大丈夫ですよ」
麦野「そう、それは良かったんだけどあなた怪我する必要無かったわ」
??「と、言いますよ?」
麦野「私、一応高位能力者だから」
??「ええええ!!そうだったんですか!?」
麦野「そうよ、だからあなたが怪我しただけ無駄だったって事」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:27:27.16 ID:C5Jgj1OS0
??「そうですか、それでも・・・」
麦野「うん?」
??「お姉さんが怪我しなかったなら良かったです」ニコッ
麦野「!?」ドキーン
??「じゃー俺はこれで」
麦野「ちょっとm「特売の時間過ぎてる・・・不幸だー!!!」って・・・行っちゃった・・・」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:37:48.81 ID:C5Jgj1OS0
麦野「って事があったのよ」
絹旗「へぇー、そんな事があったんですか」
滝壺「で、むぎのはその日からその人が気になってると?」
麦野「・・・うん///」
フレンダ「何々!!麦野もしかして恋しちゃったとか?」
麦野「///」
フレンダ「この反応・・・マジって訳よ」
絹旗「名前とかは聞いてないんですか」
麦野「そんなの聞く前に居なくなっちゃったわよ・・・」ズーン
滝壺「その人の特徴とかはおぼえてないの?」
麦野「特徴は・・・」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:47:36.33 ID:C5Jgj1OS0
麦野「ツンツン頭で」
絹旗「ツンツン頭で?」
麦野「お人好しそうな顔してて」
フレンダ「お人好しそうな顔してて?」
麦野「最後に不幸だー!って叫んで消えてったわ」
滝壺「ねぇむぎの、もしかしてあの人?」
麦野「!!」ピューン
絹旗「超追っかけて行っちゃいましたね」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 01:56:09.02 ID:C5Jgj1OS0
麦野「!!」
??「??」
フレンダ「何か話してる訳よ」
麦野「~~!」
??「ーー?」
麦野「!」
??「!」
滝壺「こっちに戻ってくるよ」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:16:45.34 ID:C5Jgj1OS0
フレンダ「なんで連れて来ちゃった訳よ」ヒソヒソ
麦野「どうしたらいいかわかんなくて連れて来ちゃったのよ」ヒソヒソ
??「あのー、何でここに連れて来られたんでせうか?」
麦野「えっと、その・・・お礼?」
??「当然の事をしたまでですからそんな事気にしなくていいですよ」
麦野「それじゃこっちの気がすまないのよ。えっと・・・」
??「あぁ、名前ですか?俺、上条当麻って言います」
麦野「上条君ね、私は沈利。麦野沈利よ」
絹旗「絹旗最愛です」
滝壺「滝壺理后」
フレンダ「フレンダって訳よ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:21:32.13 ID:C5Jgj1OS0
上条「どうも、じゃー上条さんはこれで」
フレンダ「ちょっと待ったー」
上条「はい?」
フレンダ「せっかく来たんだしもうちょっと話してってもいい訳よ」
絹旗「超賛成です。色々聞きたい事もありますし」
滝壺「うん。せっかくだから話してこ?」
上条「わかりました。俺に答えられる事なら何でも答えますよ」ニコッ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:32:41.92 ID:C5Jgj1OS0
絹旗「じゃー早速質問いいですか?」
上条「えっと絹旗さんでしたっけ。どうぞ」
絹旗「絹旗って呼び捨てでいいです。それと敬語も超要りませんよ」
上条「そっか、じゃー俺に聞きたい事って?」
絹旗「やっぱり学園都市に居るって事は能力者ですよね。しかも不良を倒せるって事は高位能力者なんですか?」
上条「えっと、上条さんはレベル0なんですよ」
絹旗「え?」
上条「その代わりに」ギュ
絹旗「!!超いきなり何するんですか?」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:38:57.18 ID:C5Jgj1OS0
上条「いいから能力使ってみて」
絹旗「能力って・・・あれ?使えません。超不思議です」
上条「な、これが俺の能力なんだけどこれのせいでレベル0なんだ」
麦野「へぇー、不思議ね。私も試してみていいかしら?」
上条「えぇどうぞ」スッ
麦野「///」ギュ
麦野「本当だわ、能力が使えない・・・」
フレンダ「不思議な能力って訳よ」
滝壺「私の能力でも感知出来ない」
上条「ちょっと変わった能力なんですよ・・・おっともうこんな時間だ。じゃー上条さんはこれで」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 02:49:14.79 ID:C5Jgj1OS0
滝壺「行っちゃったね」
麦野「はぁー、緊張したわ」
フレンダ「麦野いつもり口数少なかったしねw」
麦野「うるさいわね///ブチコロスわよ///」アセアセ
フレンダ「おーおー、焦ってる麦野も可愛いって訳よ」
滝壺「そんな事よりむぎのはこれからどうしたいの?」
絹旗「それは気になりますね」
麦野「そりゃあ仲良くなりたいわよ。だからアンタ達手伝いなさいよね!」
フレンダ「次に会う約束も番号交換もしてないのにどうしろと?」
麦野「あ・・・」ズーン
絹旗「だ、大丈夫ですよ。きっと超何とかなりますから」
麦野「・・・どうやって?」
絹旗「えっと・・・」
滝壺「あの制服はとある高校の制服」
麦野「滝壺ナイスだわ!じゃーさっそく明日行って見るわ♪」
・・・・後編へ続く