おはようございます。
ポケモンY奮闘記第百二十四話です。
激しい戦いをくぐり抜け、ようやくポケモンリーグに勝利しその名をポケモン達と共に刻んだ私たち。
数日後……。
カロスを守ったポケモントレーナーたち。
そして新しいチャンピオンのため
多くの人がミアレシティに押しよせた。
大観衆に見守られ私とカルム、サナ、ティエルノ、トロバは人生初のレッドカーペットを歩きながらプラターヌ博士にジーナとデクシオが待ち受ける舞台へ。
するとたくさんの人達からの祝福の声が聞こえてくる。
これもカロスの平和を救ったからなのだろう。
「すごいね!これだけの人たちがきみたちを祝福しているよ!」
「ほら カロスエンブレム!これをフレア団と戦ったきみに!」
すると博士はフレア団と戦った栄誉としてカロスエンブレムを渡してきた。
でもこんなの受け取って良いのだろうか、これは決して私だけの力ではないのだし…でも博士がくれるというのなら受け取っておこう。
「きみたち サイコーだよ!」
「ありがとう!!」
博士の言葉で再び歓声が沸き起こる。
いまいち実感はないが、やっぱり私たちがこのカロスを救ったんだ…!
そしてチャンピオンになったんだ!
…あの人は……?
すると遠くからなにやら人の気配がする。
そこには3000年前の王の子孫だと言われているAZの姿。
「わたしと戦ってくれ」
そう言われて私は彼の元へ近づき見上げる。
「トレーナーとはなにか知りたい」
突然どうしたのだろうか…
若干の戸惑いはあったものの、私は彼とバトルを挑むのだった。
To Be Continued