やっとみました。「おおかみこどもの雨と雪」。まさかこんなに泣ける映画だとは。
最初はおてんばだった雪と、消極的で臆病だった雨。
お姉ちゃんのほうが狩りが上手だったのに、恋を知って人間として生きる道を選ぶ。
弟の方は逆に学校に馴染めなかったのに、自然にふれあい師匠に出会いオオカミとして生きる道を選ぶ。
雨が山へと行ってしまうところでは、母親って強いなぁとあらためて思いました。
やはり象徴的なシーンは雪山のシーンと大雨のシーンです。雪山を3人で走って幸せな家族、ずっとずっとそんな日々が続くのかとおもっていたのに。そんな明るいシーンと対比して雨のシーンはずっと暗く…。でも、雨と雪が自分の生きる道を見つけたとき、空に光がみちてきて。すごく晴れやかな気持ちになりました。
これ、お母さんの立場からと、雪目線、雨目線。最低3回はみたくなるなって思いました。
それと、人と人とのつながりにほっこりしました。誰もいないところでひっそりと3人を育てようと思っていたのに、気づいたら周りのひととちに助けられてて。協力してじゃないと暮らせない田舎であらためて人ってあったかいのだと気づかされました。
やさしい気持ちになれる映画でした。
Android携帯からの投稿