『東日本大震災の日』

東日本大震災が起きた、2011年3月11日14時46分、
福島県白河市のセブンイレブン駐車場にいました。

ちょうど駐車場に車を止めようとした時に、地震が発生。
隣の車にぶつかるのではないかと思う位、車が大きく揺れました。
揺れが収まるまで、ブレーキをギュッと踏んでいたのを憶えています。

地震の10分前、14時36分には、ベイシアがある、
白河モール内のクリーニング店にいました。
地震が収まった後、白河モールの前を通ると、ほとんどの天井が崩れ落ちていました。
クリーニング店に行くのが、後10分遅かったら・・・。

仕事で、福島県はもちろん、宮城県、岩手県などにも行っていましたが、
震災の1ヶ月程前に怪我をして、震災の日は休職中でした。
もし、仕事で被災した地域に行っていたら・・・。

自宅から歩いて10分程の地区では、崖崩れで10名以上の方が亡くなりました。
その地区は、白河市に転居する際、部屋を内見した場所のすぐ近く・・・。

様々な偶然が重なり、幸いにも自分は怪我ひとつなく、
近所では断水や塀が壊れたりなどの被害があったにもかかわらず、
自分の住んでいたアパートは、棚から荷物が少し落ちたくらいで、
大きな被害がなく、インフラも止まりませんでした。

震災1ヶ月前に怪我をしたのも、震災の被害がほとんどなかったのも、
亡くなったばあちゃんが助けてくれたのかな・・・と、震災後に思ったものでした。
怪我は未だ完治していないが・・・。ばあちゃん、そろそろ治してくれても・・・。

そして、ありがたい事に、締切間際で県外避難者向けの
民間賃貸住宅借上げ制度を利用できる事になりました。

制度が利用できる2年間を有効に活用して、
できるだけ地球に負荷をかけない生活ができるよう、
自給自足の土台作りをして行きたいと思います。