貧しい親子に見えるかもしれないが? | クソイナカ…周囲はほとんど既知害ばかり

貧しい親子に見えるかもしれないが?

ヤクザに存在意義なんてありません!人間のクズ、損得勘定で生きていて、生きているだけで善良な人間を踏みにじり続ける寄生虫。




「ヤクザにお母さんが金払いようよ、でも守ってくれんもん、ヤクザって人間のクズよ、マジで」




話の経緯を聞いて、ヤクザって「義理人情」とか「仁義」とかもってるんじゃないの?という固定観念が完全に崩れ去った。また地域のボスと一緒くたになって正論とは言いがたい、地域の常識をO塚さんのお母さんに講釈カマしてる光景が、随分と間抜けに思われた。しかしO塚さんからすれば、お母さんを守るために必死になってるんだな、という確信が笑えないものにしてくれた。




ヤクザと学校の先生と地域の名士様に引っ付いてくる町内会一同。上も下も一緒になってO塚さんのお母さんを苛め抜いてる姿が、あのころの私には想像できなかった。




ただ、あの親子がクソイナカを脱出して以降、不幸になってるのが想像できない。どこかの町で、たぶんもう二度と水商売に手を出さないで、貧乏でも良いからと二人で堪えながら頑張ってる姿が想像されて、ひどくほほえましいものに思えた。