都会で年収200万ちょっとでフリーターやってるやつ、帰郷 | クソイナカ…周囲はほとんど既知害ばかり

都会で年収200万ちょっとでフリーターやってるやつ、帰郷

車を持ってなきゃ楽勝。元々運転するの好きじゃないし。

時給1000円で深夜に働いて一日8000円、これを月~土で月25日で20万円。早朝に机上拭きバイトやって時給1000円で2000円、これを月~金で月20日で40000円。いろいろ引かれて月に20万円程度、年収にして200万ちょっとだが、充分やっていけている。いつ切られてもおかしくないから、念のため貯金もしていて、30前にして300万の貯金が出来ている。これを頭金にして、月々家賃分を払ってローンを組んでマンション購入も充分にできるから、本気でこれについて考えている。


故郷には帰りたくない。仮に伝手頼って正社員で働いても、条件は都会でフリーターやるよりもずっと悪い。車の運転をしなければならないのが辛いし、車の維持費だって辛い。


というようなのが結構いるんじゃないか?と。


でもって車の維持費払ってしまったら金はあまり残らず、好きな風俗にもいけないじゃないか!!フリーターで高級ソープ行っている!という事実が優越感に浸らせてくれる。おねーさんに「おれ、フリーターでね・・・年収200万ちょいですよ!、一日800円ずつ貯めていって、3ヶ月に一回高級ソープに通ってます!」というと感心される。ここで「バクチやらなきゃ、ね、充分出来ますよ」といってもまだ「でも・・・」と信じてもらえない。借金してやってきたとでも思ってるんだろうか?


帰郷した。嫌な思い出がたくさんで、また特に困ってもいないのに帰郷しても辛いだけだが、たまには顔を見せないといけないと。完全に死に掛けた地元駅前には、同じく死に掛けた商店街しかなく、仕方なしに死に掛けたラーメン屋でラーメンをすすったが、なら日本のどこにでもあるコンビニで売られているおにぎりでもほおばったほうがまだマシだった。


中学生時代に、盛った奴らが地元の風俗店の看板をネタにして駄洒落を言っていた。「●●センセイがあの店から出てくるのを発見!」とかウソ言ってるのもいたけれど、今見てみるとこんな店、絶対に行くわけねえよと。胡散臭すぎる店先に貼られた写真。どっかの週刊誌から勝手に抜き出したヌードグラビアが多数貼られ、値段を見てみれば「10000円~」と書いてあるが、さらにボッタされるように取られていくのだろう。また貼られたヌードグラビアレベルの女がこんな店にいるわけもなく、地方で寂れた町で、胡散臭い外装で、蛍光灯からじりじりという音が立ってる看板で、となると自然と女のレベルは想像がついた。しかしこんな店にも需要があるから、今なおこの店は存在していて、そういや中学卒業してもう15年田は経つか…となると確実に15年以上続いている長命の風俗店となる。


こんなところに残ってくれるだろうからと、親からは甘やかされ、周囲も甘く見て、奴らはのさばり、結果この故郷に残っているのは、こんな都会ではありえないような風俗でマンゾクしてるようなやつらか?


繁華街といいながら、駅側にあるこの一帯が全てという人生もあるだろう。さっきの風俗店から出てくる不機嫌そうな40がらみのオヤジをみて「こいつの人生ってなんなの?」と。そしてこの街にい続けるやつの、風俗の上限がここだとしたら、じゃあ国内の格差というのはこういうところにあるんじゃないか?と


一時間ほど一帯をうろつき、景品交換所から出てきた男が、先の風俗店に入店していった。鼻歌交じりに上機嫌、どんな人生なんだ?って