「先祖が立派」だと従えるのか?

武士なんて全然働かないわ、ついでに働くのを卑しいとみなしてるわ、もっと酷いのは働くのを身分が下の連中に押し付けて、当然と信じてるわ。武士である、というだけで農民や商人や職人を遥か下であるかのように扱って、と今現在の常識からすると、全然立派じゃなかっただろうな。

かつて住んでいたクソイナカでは、旧士族末裔が公務員となって市役所勤め、というのが非常に多く、そんな思い上がりもあったのだろう、市役所の職員の態度のでかさは、よそ者からすれば憤慨の元となっていた。ここで「あの人たちは先祖が立派」といえば簡単に「仕方ない」と納得する人もいたが、これは「武士は立派」とか本気で思ってるからだろう。またそんな特権意識と権利を当然のものとみなして、立派な武士に従うべきだと信じてるのだろう。しかしここで「？武士が先祖？だからどうだっつんだ？」というような人もいて、こういう人は賢かったりして。

でも先祖代々農家でこの地に住んでいる人たちは、なぜかそんな態度のでかい「武士が先祖」の人たちに逆らえなかったりして。「農協の有力者」というのもまた「先祖が武士」というのが決まりきっていて、当然に農家の人たちは逆らえない、という酷い話。学校の先生もそんな横暴に対してまったく完全スルーで、これまた「先祖が武士」だから仕方ないなーとおもってる？あるいは「有力者に逆らったら教師やってけねえよ」というようなもんだったのか?

態度がでかいだけなら、どうのこうのいうつもりもないが。しかし無理難題を押し付けて、自分たちの存在の立派さを確認するような真似を、平然となさってた。アホか?というような。日曜にむりやり公園に地域住民を集めて、意味不明の名士様のお話。ここでうんうんとさもすごいことであるかのように耳を傾けてるのは、頭の悪い子供とその頭の悪い親たち。いい年こいて無職のデブブスだとかいたが、これは「役所以外のトコで働くのは武士の末裔としてふさわしくない」とかの理由なのだろうか?だとしたらどうだろうか？ちょっと間抜けな妄想をしてみた。連中はやたら家柄にこだわり、といっても間抜な結果はすでに現れていた。家柄が立派なもの同士のつながりに置いて、遺伝子的にやばい、というような近い関係。同じような顔つきで、実際に知恵後れも多かった。

よそ者が反論すれば、烈火のごとく怒り狂う、これまたバカがいたが、こういうのって脳構造に問題があるのでは?とかいろいろ。

ワタシは労働は尊いと信じてるし、また誰でも平等だと信じてるし。立場が上、えらいとなって威張ろうって発想はない。こういうのってネット右翼のアホどもとは真逆だろうなあ。韓国人だからって差別するつもりねえのよ。実際に先祖が立派、がちがちの日本人だからってアホもいるって知ってるし。あいつらのアホっプリをみて、日本人はみんな優秀とは信じられないし。

実際にダンナはビル設備だし。このことで同僚のアラフォー香水ババアからいろいろ言われたが。いいんだよ。育ってきた経緯が似た感じで、一定以上幸せになってしまうと逃げる、幸せをかなぐり捨てる、見せ掛けの豊かさは信じない、そして後ろめたさから寄付するような人間同士だ。文句あっか？