仲間内には本当にやさしかったんだけどな | クソイナカ…周囲はほとんど既知害ばかり

仲間内には本当にやさしかったんだけどな

でも絶対にいやだ。どんなにやさしくしてくれたとしても、ちょっと気に入らなければ、仲間内がこぞって攻撃してくれるにしても。一言で言って「キモい」だ。

普通だったらぼろくそにけなされるだろうカスでも、仲間内は「けなす連中が悪い」としてくれる。まともに普通なら相手にされない連中でも、暇だからっていうんで町内会活動に熱心になれば、いつしか町内会で役員になっている。でもって偉くなったらなったでやることはよそ者への無理難題押し付け

こんなぬるま湯に浸かりきった奴らから、仲間ではないからというので攻撃されまくったのが私の家族。


あんまり柄のいい街の生まれじゃないんだよ。イメージのわりに中学とかはおとなしかったんだけどね。

でもね、ああいう街の生まれの人って、誰が一番苦しい思いをしているか、ってことを考えられる人が多いような気がする。私のえこひいきかな?


クソイナカに住んでた当時、近所に住んでいた水商売やってるとこの娘O塚さんが、町内会の役員に対して突っ張ってた。「お母さん疲れとるから町内会なんて出られんもん!!」って。よそから来た人間からすれば、あの町内会ってすごくバカみたいだった。あとO塚さんのお母さんは本当に疲れてるらしかった。水商売がうまくいってないらしく、加えて内職をやっていた。こういう状況をしっていてもまだ町内会なんてクソくだらんもんへの参加強制をしてくる連中。


私にはちっともわからない。第一苦しみをこらえてまで参加するようなもんじゃないだろうに。みんなと一緒になってにこやかな笑顔たたえろってのか?


ここで見逃してやるような感性の人間が多いような気がした、私のふるさと。うそ臭い薄っぺらい、どっかの間抜けな人情ものみたいな世界観じゃなくて、血の通った、生々しい、人間臭い世界。


たぶん私は一生こういうのを背負っていくんだろう。逃れられないのかもしれない。別段苦労してきたわけでもないが。ただみんなとのずれが生じていたのは確か


小学時代に上記のO塚さんが引っ越してから、子ども会関係者の娘がクラスの行事頑張ってまーす!!とか言い放って、あと「町内会活動はすばらしいでーす」とかほざいてた。クラスのみんなが拍手してたけど、でも私は実情を知っていたし、腹の中で苛立ちが募っていた。


たぶんそいつはO塚さんのことなんて綺麗に忘れて、いや記憶に残ってたかもしれないけど、でも「町内会活動を優先すべし!」とか本気で思ってたのかも。暫く私は人と話したりが億劫になっていた。


小説でもまんがでも映画でも、みんなの力をひとつに合わせて、ってのがやたら多いけど、なんか自分には会わないって気がする。普通に生活してるけど、でもどっか違和感あるんだよな。ああもうまくまとまるってどうしてなんだ?って。


仕事で疲れてるからうまく文章にできない。自分の重いもの吐き出すような気分だよ。