目くそが鼻くそ笑ってんじゃねえ!!町内会ＶＳＳ価学会

センセー！！と絶叫するおばさんは、町内会以外ではまったく役にも立たないし威張れないし見下されるような、わかりやすく言うとカスでした。小学生くらいしか必死になってやらないだろう早朝ラジオ体操を、一生懸命やってるところを周囲に見せつけ、町内会一同から「Ｈさんは本当にまじめにラジオ体操をがんばるわねぇ」と賞賛を集めていました。たぶん町内会以外では「馬鹿」だけど、でも心温かい町内会フィールドにおいては、すべての努力が賞賛されるのです。努力賞なんて中学校以外ではありえない！とほざく都会の馬鹿がいるが、見よ!クソイナカ町内会では美しい伝統「努力賞」が存在したではないか!!

という山田洋次の映画チックな空間にいる連中が「Ｓ価学会の奴らって馬鹿よねー!!なにが楽しいんだか!!お金と時間の無駄よ!!」と顔をひどくしかめて、もしかしたら精神障害が顔に現れているのではないか?と不安になったのですが、ちょっと違ったみたい。こうやって周囲にいかにＳ価学会を嫌っているかをアピールしている。言語アピール以外の表情アピールというのが、非情にアニマルチックで、いやー町内会というもののすべてを表しているのではないか!といい事に気づきましたね!!

しかし傍から見るに、私のような都会から来た世間知らず、町内会では新入り、っていうかたぶん新しいよそ者が入ってくるまでずっと新入りで、理不尽な扱いを受け続けるだろう、哀れな立場の人間からすれば、ちょっと冷静になって町内会役員一同をファーブルチックに観察するに、どうも大差ないのではないか?という気がしてきたのです。

確かにＳ価学会の人たちはかなりに迷惑で、かなりにカルトチックで、かなりに周囲の目を恐れていなくて、もしかしたら知恵遅れ？というような人たちがたくさんいるのですが、でも町内会だって!!程度の差こそあれ、似たようなもんではないか?という気がしてきました。

法論仏法対談よろしく、双方代表を出し、といってもまともとか東大を出てるとか社会的地位かあるとかではなく、いかに所属集団に貢献したか?をもってして選び抜かれたキングオブ町内会役員とキングオブＳ価学会員で討論させてみてはいかがでしょうか?

いきなり怪訝な目つきをしてねめつけるようにして顔をしかめて下から上までじっくりと社会不適応者を見るような目つきをして口には出さずとも「アンタ？馬鹿？」というのを周囲に言い放ってるようなつらのキングオブ町内会役員が登場。対していかにも九州からの集団就職者!あるいは東北からの集団就職者！というようなわかりやすい純朴ファッションで身を包みついでに気持ち悪いにこやかさをたたえて町内会役員を包み込もうとするキングオブＳ価学会員!!

「アンタさ、地域の行事サボって何やってんの？町内会の行事のほうがお勤めより有意義で大切じゃない・・・だから子供が暴走族に入ったりすんのよねー!!私の知る限りＳ価の子供てみんな暴走族だわ！！！」と統計をとってもないけど、自分の知る限りの情報で、すげえ!言い切った！ってたぶん正しいけど、正面切って言い放つ感性がいかにもキングオブ町内会!!顔を醜くしかめて、いかにもな不快感を示しているが、ちょっと馬鹿？な感じ。ちょっとじゃないかもしれないけど。

対してにこやかな笑顔をたたえるキングオブＳ価学会員はユニクロとかよりもっと安っぽい、いやドンキホーテならヤンキーチックでひとつのスタイルが固定化しているけど、でもどこで買ってきたのかわからない、いや本当に周囲にザ!!貧乏！をアピールするファッション!顔面！歩き方！笑顔！「でもね・・・お勤めのおかげでね、ウチの娘も喘息治ったんですよ!あと上の娘だって暴走族を辞めた後とび職の男と結婚して、二人仲良く日曜日は集会場に集まって、生きがいを見つけたー!!って・・・だからそんなにわるいもんじゃないんですからぁ上の娘って、本と悪かったんですよ!!警察のお世話になった回数なんて、本当に数え切れないくらい。そのたびに私は泣いてましたもん。ね、法子ちゃん、この先生の本読んだら絶対に悪いことしたくなくなるから!!てそしたら暫くしたら、ていうか１８になったらきっぱりと暴走族やめて、で今の旦那と二人仲良く学会の活動に精をだして・・・」やくざにならなかったから、暴走族をやっててもいい、という特殊な発想が彼女の育った経緯を示してるが、ところどころアクセントがハイ!おめえ九州からやってきてんな！と言い放っている。

たぶん決着なんてつかない討論になるだろうが、しかしこういう社会の底辺というかお互い理解し得ない、どちらもカスというものを見てみたい気がする。