Ｎ県初公営競技場外発売施設に関わるこもごも…

Ｎ県には公営ギャンブル施設も無ければ、また場外すらないという極端に珍しい県で、やはり県としての方針だとかで、どうも？もしかしたら開設されるかもしれない当地では、かなりに意見が二分されているらしい。

地域住民をどこかの公民館に集めて、賛成側反対側の両者が意見を出し合い、最後に地域として賛成か反対かを多数決で決めるのだろうけれど、真っ正直に「ここは観光で食ってるんです、当然観光資源の風光明媚な風景が汚されてしまえば当然、失望した観光客がリピートする可能性が低くなります。駅から降り立っていきなり東京スポーツ片手に赤鉛筆のアッパー親父というのは非常に興ざめでしょうしねえ」とか言うのならいい。しかしお偉方が「教育県ですから」と本来の意見を取り繕うかのような意見をおっしゃられたら、もしかしたら反対派になるだろう方だって賛成に回ってしまうかもしれない。この「教育県だから」というのが非常に厄介で、また胡散臭く、覆い隠すかのような言葉のような気がする。またこの一言で本心をごまかし、地域一同が納得しだしたら、もうこんなところなんてすまないだろう。こういうのは子供の教育上、場外発売施設よりも悪い。

こういううそ臭い善意とか覆い隠しとかが満ちあふれたクソイナカで育って、周囲との巨大なギャップに悩み、でも周囲は簡単にそのうそ臭いものを疑問を感じず受け入れていた。だからあんなところで育った連中が、小学生からみてもおかしいな？というような大人になってもまだ地域一致団結だとかほざけたのだろう。

仮に実際に当地に住んでいるとしたら、当然私としては反対だ。別段バクチが人間を堕落させるとは思ってもいないし、また仮に場外ができたとしても、これを原因に自分の生活がおかしくなったと、お上に文句をほざくのはお門違いだ。やっぱり観光で食ってる地域に住んでるとしたら、当然ああいう客層というのは間違いなく浮くし、リピート率を大幅に下げるはず、というので反対。

県全体を非常にクリーンなものとしておきたい、という気持ちがわからないでもないけど、いちいち「教育県だから」を持ち出してくる連中というのがわからない。根拠の無いものにすがり付いて、よく思われたいといかにもな「教育県」っぽさを周囲にひけらかし、そのために必死になれるというのがわからない。自分の住んでる地域がバカにされるのは悔しいだろうが、でもこの件に関してだと。それ以上の虚栄心というのが関わってくるみたい。

でもこんだけ「ＨＩＩＶ感染率日本3位」って言われていて、でも周囲には風俗店がありませんと言ってる姿ってすげえこっけい。

なのに青少年淫行条例が非常にゆるい、ってのがよくわからない。いやこれはいいなと思ってるんだけどね。特に地方に関しては、ある程度出会いと実践というのがもっと機会としてあるべきだし。