友人の結婚式に行くと毎回頼まれてもいないのに頭の中で選曲を考えてしまう。
ほぼハードロックなので却下される自信しかないのだが。
しかしハードロックには素晴らしいバラードが沢山あるので、なるべく多くの人に聴いてもらいたいとは思っている。
ところでそもそも"ロック"とは何か?
これは誰でも一度は気になるものだろう。
私も未だにはっきりした定義は分からない。
そこで先日知り合いの酔ったバンドマンに聞いてみたところ「ロックは生き様だ!」と返ってきたのでとりあえず乾杯した。
そこから話が長くなったのは言うまでもない。
個人的には70~80年代のPVがダサ…渋みを帯びているものをロックだと見なしている。
しかし今ではロックの中にも多くのジャンルが存在しているのが事実だ(メタルほどではないが)
その中でも私が好きなのは"ハードロック"と呼ばれるもので、Guns N' RosesやBon Jovi、Journey、KISSなどがこれに当たる。
以下、ハードロックの特徴を挙げておく。
・PVにやたら下着姿のモデルを起用する
・ハイトーンボイスを出したがる
・ベーシストが大人しい(≒ボーカリストとギタリストが派手すぎて目立たない)
・でもベーシストが一番コーラスが上手い
・"技巧派"というワードに敏感
・すぐに上半身脱ぎたがる
・デビュー初期髪の毛が長くフワフワしている
ここに「デスボイス」と「一曲6分以上が当たり前」を追加すればメタルに分類される。
そんな激しいイメージのあるハードロックだが、実は名作バラードも数多く存在しているのをご存知だろうか。
今回はその中から結婚式で是非使って欲しいラブソングを厳選して5曲紹介する。
始めに言っておくが、相手もそこそこハードロック好きというのが最低条件である。
「ジャスティン・ビーバーが好き♡」と言われたらPPAPをはさむ事だ。 ※自己責任でお願いします
① To Be With You / MR.BIG
かけるなら新郎新婦入場あたりかと。
最初のギターのスライドがしっかり聴こえるようにタイミングを計るのが重要。
またサビで全員が大合唱してくれるとなお良し。
ノリが良さそうな元体育会系の部員あたりに事前に練習しておいてもらおう。
② Waiting For A Girl Like You / Foreigner
しっとりしているので、抽選ゲーム後で皆が疲れきったタイミングにかけるのがおすすめ。
そうすれば参加者同士の出会いの場としても一役買ってくれるだろう(確信はない)
③ Pour Some Sugar On Me / Def Leppard
あえて下心を前面に出していくというスタイル。
間違っても『両親への手紙』のシーンでは使わないように。
④ More Than Words / Extreme
「言葉じゃ伝えきれない」らしいので、司会者が進行している中でかけるとそれはもはや営業妨害になるのでご注意を。
もしもフラッシュモブをやるならDecadance Danceも使える。
⑤ Sweet Child O'Mine / Guns N' Roses
これを流してイントロでピクッとなった人にはバンダナを、続けてWANDSを流して喜んだ人にはバスケットボールをプレゼント!というゲームが楽しめる。
ちなみにGunsのギタリスト、スラッシュは以前三代目J Soul Brothersとコラボしている。
その点をなるべく大きな声で説明しておくのがポイント。
もし余興でポッキーダンスをやるならGunsのWelcome to the Jungleが合わせやすい。
次回は『あんたのバラード 就活編』をお送りする。
履歴書記入~面接~イヤな人事部長との対立〜内定獲得までをサポートするであろう曲をご紹介しよう。
始めに言っておくが世良公則は入れる予定である。
ハードロック、メタルがあなたの人生をより輝かしいものにしてくれることを切に願う。