最近のハードディスクについて | パソコン修理のIMS-NETのブログ

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最近のハードディスクはAFT採用の物が多く出回っています。
このAFTとは、アドバンスドフォーマットテクノロジーの略で2011年ころから採用されている技術で、従来の物理セクタサイズ(512バイト)から4096バイトと大きく変更されたハードディスクです。AFT対応のハードディスクは、大容量が可能となりデータ転送速度が向上して良いことづくめなのですが、非対応のOS(XPなど)では、Windowsのアップデートができない、本来の性能が出ないなどのデメリットがあります。



写真は最近よく使うシーゲートの1TBのハードディスクですが、AFマークが入っています。
このディスクは転送速度が200M/sを超えてきます。従来のディスクは早い物で80M/sがやっとという感じでした。実際に使ってみても音は静かだし早いし価格も安いと言うことなしです。

今までは、HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)のディスクを使用していたのですが、音が大きいのと故障するものが多くなったためにシーゲートに切り替えました。

一般的に使用する場合の注意点としては、古いパソコンへAFT対応のハードディスクを取付、リカバリディスクからリカバリしてもリカバリできなかったり、リカバリできてもWindowsのアップデートができなかったり、思うように速度が出ないなどの不具合が残ります。

対応策としては、前者の場合は非対応ハードディスクでリカバリしてからまるごとコピーツールでコピーするとOKです。ただし、後者のアップデートができないなどの不具合は残ります。
どちらにしても、AFT対応のドライバがインストールされていないためドライバのインストールが必要です。
対応ドライバはインテルのチップセットなら「Intel Rapid Storage Technology」をインストールすると正常に使用できます。
なお、外付けハードディスクとして利用する場合は問題ありません。