水没した町、イスの伝説(2) | 元国立大学教員マダムリララのエレガンスノート

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繊細で可愛らしいもの、ハイセンスで洗練されたもの、メルヘンティックで神秘的なものに惹かれます。
今、フランスに関することにとても興味があります。
ブログでは、自分の関心の赴くまま、興味深い事について書いています。



暮れゆく池のある公園の風景


昨日、いよいよ衆院が解散となった。

日本の政治はどこへ泳いでいくのか……。

外交をはじめとして福祉、経済、財政などの山積みとなった課題を、リーダーシップを持って解決していける政党は、どこなのだろうか。

12月16日まで、私達は真剣に考えていかなければならないと思う。

清き一票の投票に責任を持って。




公園の木々と夕日、とても美しい。


さて、昨日につづいて、ケルトのイスの伝説を。

((1)からのつづき)

悲嘆にくれるグラドロン王はこうして海上にただ一人残される。

月明かりのなか、ここに長い赤毛の美女が現れた。

北国を治める王妃マルグヴェンである。

王妃の誘いの下、年老いた北国王を殺害し、財宝を奪って帰途に着いた。





その際に利用したのが「モールヴァルフ(海の馬)」という海上を疾走する漆黒の馬だった。

馬は帰還途中の船隊には追いついたが、嵐に遭遇して海上にさらに一年間滞在を余儀なくされた。

ここで誕生したのが娘のダユットである。

王妃は間もなくして亡くなり、王は娘を連れて帰還する。

((3)につづく)








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