自分へのリマインダーですし(^-^;
2012年の流れを見極める上での6つのポイント
1 ユーロが崩壊するかどうか
2 イラン情勢(米国との戦争につながる可能性も)
3 インフレの可能性(食糧、原油などの値上がり)
4 日本の金利上昇
5 米国経済(大統領選の行方)
6 中国のバブル崩壊の時期
「ユダヤ人大富豪の教え」「30代にしておきたい17のこと」など多くのベストセラー本を出版している作家・本田健さんが2012年に起こり得るであろう出来事を列挙した。どの項目も、実際にわたしたちの生活に大きな影響を与えるであろうことは必至である。
「だからと言って右往左往する必要はありません。半分冗談ですが、お金を引き出す準備はしておいた方がいいでしょう」と本田さん。最悪、国がデフォルトした場合には、新しい通貨世界となる可能性も否定はできない。
そうなると「全体的にモノが売れなくなって不況がスタートします。私のメンターの一人でもあり、日本一の個人投資家としても有名な竹田和平さんが、『これから20年、日本の不況は続くだろう』とおっしゃっていました」と語るような将来が待ち受けるかもしれない。
これからは二極化が進み、パラレルワールドに
もしも今後20年間は、日本経済に春が訪れないと仮定する。すでに生活保護受給者は昨年10月末時点で、207万人(厚生労働省発表)を超えるなど、現実味を帯びてきている。その一方で資産100万ドル以上の富裕層は170万人以上(キャップジェミニ調べ)で二極化は確実に進行している。
「収入の二極化。つまり、これからの時代、クリエイティブな才能を発揮する5%の人たちとそうでない95%の人に分けられようになるでしょう。つまり、似たような感覚の人たち同士が会い、自分と違う感覚の人たちとは会えない、パラレルワールド化していくと思います。」
つまり、収入レベルはもちろんのこと、生活環境や考え方、さらには普段行く場所や趣味などもまったく違ってくるということ。そうすると、一生接点を持たない人たちがたくさん出てくるというレベルの世界になっていくだろう。
「2012年、どういうことを考えて誰とつきあってどう生きるのかを考える必要が出てきたのです」
一億総中流はもう昔のこと。これだけ収入レベルがバラついてくるということは、生活様式や考え方やライフスタイルが多様化するのも当然のことだ。
分かり合えない時代に?
「国民的大スターという人が昔はいました。でも、今はTVでも自分の見たいものしか見ない。私たちはより狭い世界で住むようになり、違う人は道端でもうまく会えない時代になってきます。2012年のうちに、みなさんの枠組みを変化させる必要が出てくるでしょう」
例えば戦後であれば、「巨人、大鵬、卵焼き」という3つは絶対に押さえておかなくてはならなかった事柄だ。これは、収入やライフスタイルに関係なく国民であれば、皆が知っているものだった。しかし、今後は、共通のものが無くなる。
「パパ、本当に昭和ね。そう娘から言われるんですが、35歳以上の人はハチマキを巻いたら熱くなれるんです。でも、20歳以下の人はそうではない。これから、昭和の人は時代の流れに取り残されるかもしれません。価値観はなかなか変えられないのです」
しかし、世の中が大きく動きそうな2012年。もしかすると、今までの価値観を捨てる必要があるのかもしれない。「2012年は、私たち一人ひとりが色々なことを決めなくてはならないかもしれません」。
それはどのようなことか。
自分が誰に何を貢献できるのか?
なかなか分かり合えない時代になっても、誰かに必要とされているかどうかはやはり大事となる。
「経済が崩壊する可能性が出てきても、人を喜ばせられるかどうか、仕事がなくなったり、貯金が減ろうと、その才能があれば、生活には困ることはないでしょう。困るのは自分と未来に絶望する人。困った時に、自分は誰に貢献できるのかを思い出してください」
経済の崩壊、価値観の二極化など、これまでの常識が崩れ去ったとしても、自分は誰のために何ができるか。それが、自分で今はっきりと認識することができているだろうか。ピンチは突然に襲ってくる。大災害などは何の前触れもなく訪れる。準備ができているかどうかで差がつく。
「やりたいことが何かわからないことが最も苦しいです。色々なピンチが来ても、ピンチだと思わないでください。むしろ、どんなピンチも考え方次第で、器が大きくなるきっかけにもなります。大好きなことで自分の才能を発揮してください。これからの時代は、自分の才能を発揮しきれていない人ほど、感情的に不幸になっていくと思います。一方で、これまでちゃんと生きてきた人は、むしろ2012年はチャンスになると思います」
本当にやりたいことは何か。もう一度、自分自身と向き合ってみてはいかがだろうか。
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