いいですか。この現象を神様を使いこなす方程式に当てはめてみます。まず、お金が増えなければ嫌だと思った人は増えません。なぜかと言えば、楽しんでないからですね。
「これを入れるとおもしろいことになるらしい。増えるわけはないから増えなくてもいいけれども、増えるかもしれないからおもしろいよね」と言った人はなぜかお金が潤沢になります。
そのレジに入れた人も、増えなきゃ嫌だという状態ではなく、それまでの売り上げでも十分に店が成り立つだけの立派な黒字経営をしてきていたのです。でも、このお札をおもしろがって入れたら倍になったという話でした。
「そうでないとダメ」と思った瞬間に、宇宙とはつながらなくなる。
「売り上げが上がらなければ嫌だ」と思った瞬間に、「喜ばれるうれしい」という神様の回線とつながらなくなってしまうのです。ここが大切なところ。その理由はもうおわかりでしょう。
ただし、この一丁円の使い方については注意事項があります。一丁円札が入っているビニール袋から絶対出さないこと。ビニール袋から出してしまって持っていると、間違えて一万円札と一緒に払う人がいます。大概の場合、「これはおもちゃでしょう」と言われて返されますが、稀にそのまま「はい」と受け取ってしまうお店がある。そのお店は、その日の売り上げの何十万かを全部計算しているときに、間違いの一万円があったというと偽札だということで警察に届けます。すると、その偽札をつくっている犯人の顔がはっきり札に描いてあるので、すごく困ります。逃げ隠れができない。だから、ビニールから出さないでください。わかりました?本当に出しちゃだめですよ。
[~小林正観著「宇宙を味方にする方程式」致知出版より抜粋~]
[一丁円札]
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