今、ドイツ国民として暮らしている人々、老人から幼女に
至るまで、すべての人々は、クローンです！
何だと！
ここに収容できたのは、ほんの、わずかな数に、過ぎません！
本物の、クローンされた人々は、どこかの地下に建設された
巨大シェルターに、知らぬまま移送され、そこでカプセルの
ようなものに入れられ、眠ったままに、なっています！
なんて、こった！
だが、それは、本当なのか？
確実です！
・・
誰もが、何も、言わない。
沈黙だ！
・・
ところで、この施設は、何階まで、あるんだ？
分かりません。
はぁ？
分からないのです。
一番下まで行った人が、いないからです。
いい加減だな？
そうでも、ありません。
ほぉ？
50階より下は、あなたが地底の巨大戦艦や、京都の地下街
の地下で、ご覧になったという、生物の実験場に、なって
います。
うむ。
実験場は、遥か下まで、何百階も、何千階も、ことによったら
それ以上、続いています。
今では、近づこうとする人も、いませんけど、安定して稼働
しているようですし、何ら問題は、ないのです。
なるほど！
・・
京太郎！
お主、若い、美人の美少女に、会いたいで、あろう？
そりゃ、男として、当然だが？
これから、皆で、お二方が、お待ちになっている部屋に、行く！
美人？誰でしょうねえ？期待していいですよ！
アスカ！バーゼル！