イタリアでルネッサンスを考えた その2 | シリコンバレーおたくのブログ

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シリコンバレーで零細自営業を続けている、八木博の経験をお話します。

今回のテーマであるルネッサンスは、中世のギリシャ・ローマの復興でもある。
バチカンは、その中でも粋を集めている。

まずは、ミケランジェロ ピエタ

Pieta

ちょうど、日曜日にサン・ピエトロ寺院に行けた。
正午からの、法王の講話を聞くことができた。
(講話の窓は正面の寺院とおもっていたが、隣の建物だったのでびっくりした)

プランシス法王 日曜謁見

バチカンから1Kmくらいのところにあるサンタンジェロ城
法王は、何度かバチカンからここに逃げ込んでいる。

(映画ローマの休日では、この下の川で開かれたパーティーで王妃が大暴れしたシーンでがある)
サンアンジェロ城

システィナの礼拝堂の天井画は撮影禁止である。
しかし、壮大さ、構成の緻密さ、美しさ、圧倒される。

これが、実際に人間がなした技というところがすごいのだが、紀元前後のローマ帝国の建造物と比べると大きさは、同等程度に思える。

当時の芸術家の世界のトップを集めて、短期間で仕上げたという時期は、不思議といえば不思議。

同行した次男が見つけたVideo
イギリス在住スイス人哲学者、Alain de Botton氏が最近公開したビデオ。

ルネッサンスのメディチ家が芸術につぎ込んだお金は5億ドルだという。
しかし、ルネッサンスは、芸術の先の哲学を求め続けたところに意義があるという。

https://www.youtube.com/watch?v=fI1OeMmwYjU

シリコンバレーのルネッサンスは、エコシステムにはなっているが出口が思想にはなっていないところはイタリアルネッサンスと大きく異る

to be continued