『画像の重ね合わせと、カラーコード。』

１．背景撤去	まずは背景画像を撤去する。フリーソフトやPhotoShop等で一発簡単消去。「画像　背景消去」などでググってみて。ここに、簡単な女性の画像のサンプルを作ってみた。実際にこの画像をDLし、以下の方法によって同じ画像が作れるので、試して欲しい。この時、BMP（24ビットビットマップ）で、女性の画像部に無い色を背景色に指定する。普通は「ブルーバック」という言葉通り、青（カラーコードで言うと「#0000ff」）を設定し、必ず24ビットBMPで保存する。カラーコードについては、あとで説明するね。
２．背景画像選択	次に、この画像で合成したい背景を用意。背景にしたい画像はJPGでOK。別にGIFでもBMPでもPNGでもTIFFでもOK。ただ、画像のHDD負担容量的に、 JPG保存をオススメしまする。 JPG変換は、ペイントブラシで開き、「ファイル」→「名前を付けて保存」→ 「（自由な名前）.jpg」として、ファイル形式をJPGに設定して保存するとよろし。ただし「\*:"?│<>」の8文字は名前には設定出来ない。
３．透過設定	背景を抜くか、そのまま重ねるか。下にしたら背景（#0000FF）を消してくれるぞ。背景の透過設定は、左上の枠線部分をクリックして図のように下の「透過設定」に変えると可能。または「変形」→「背景を不透明にする」でも同じ。
４．カラーテーブル設定	カラーテーブル設定。「色の作成」ボタンを押して詳細な設定も可能。詳細なカラーテーブル設定は下で言います。この窓は「６．透過色設定変更」で言いますが、ペイントブラシ左下のカラーパレットをダブルクリックすると現れます。それでは「色の作成」ボタンを押して、下の詳細なカラー透過色設定をしましょう。
５．詳細なカラーテーブル設定	透過画像の背景色を決めよう。この場合、青（#0000FF）を設定。カラーコードは「#RRGGBB」の6桁で書かれ、 RRは赤色、GGは緑色、BBは青色を指しており、 R、G、Bは「0～F」までの16進数で表記される。 16進数とは1つの桁に0～Fまでの16個の数字がある数の数え方である。ちなみに、123456789ABCDEFの16個であり、 Aは10進で言う10、Bは11で、Fは15である。つまり00～FFまで、0～255までの256の数字により各RGBの濃さがコード表記されている。インターネットのHTMLで使うカラーコードも同じ理論で表示されている。ただし画像処理するためだけではそこまで知る必要は無い。まあ・・・知っていて損はしないが、その程度。
６．透過色の設定変更	・・・っていう事で、背景色を実際に青に変えてみよう。初期設定では、上書き色が黒（上、左側）、背景透過色が白（下、右側）になっている。赤丸で囲ったように、下段中央付近にある青色の上で「右クリック」してやると、青色を透過設定できるぞ。元に戻す場合は、左下の白の上で右クリックだ。
７．画像位置調整	ペイントブラシで、合成してみよう。背景に設定したい画像ファイルを開く。編集→ファイルから貼り付け→（ファイル選択）→開くで、点線で囲まれている間に移動させて、上下左右の位置を決定する。・・・で、これが合成後。青い色の部分が通り抜けて、背景のステージが見える。あとは、この画像をJPG保存したら完成だ。意外に簡単なのがお分かり頂けるのでは？