ゴマの全国自給率アップに向けて、はじまりの種をまいてきました | 都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

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「ゴマ」を安全に、美味しく食べるために
日本のゴマの自給率を、みんなで1%にあげたい。
クラウドファンディグチャレンジ中です。
http://camp-fire.jp/projects/view/748

2014年4月12日(土)快晴。この日は、ゴマ自給率アップに向けた「東京ゴマ0→1(ゼロワン)」プロジェクト(以下ゴマ01プロジェクト)が動いた1日となった。

(ゴマ01プロジェクトの詳細は、過去のブログこちら の映像やこちらのサイト をご覧ください)






グリーンスマイルにとって、2013年はとにかく前のめりにチャレンジした年だったが、2014年は飛躍の年としている。 4月12日、グリーンスマイルの呼びかけで、大人17名子ども4名のメンバーが集まり、ゴマの種を植えた。もちろん東京の檜原村で。







傾斜のきつい耕作放棄地をみんなで耕し、畝を作って、丁寧に丁寧にひと粒ずつ大事な種をまいていく。檜原村で採れたゴマの種で、また新しいゴマを栽培する。人間でいうと、親から子へ受け継がれていくような営みが畑にある。

これから10月に予定している収穫までの間、ゴマの生長を見守っていく。そして今年もゴマの種を採り、来年また、栽培する。来年は3代目、孫の年。



2014年グリーンスマイルは、東京だけではなく、全国展開にチャレンジする。まず、広報活動として、PVプロボノ(NPOなどの団体にプロの映像制作チームがPVを制作し提供する活動をしている団体)に応募し、3分間のゴマ 01 のプロモーションビデオ を作った。

自分たちは檜原村で東京ゴマ01を続けていくが、日本各地でゴマ01に参加する人たちを募ってみた。参加方法は2種類。畑を持っている農家さんにゴマを栽培してもらう「サテライトゴマ01畑ヌシ」(以下ヌシ)と、ベランダのプランターや庭先でゴマを栽培してもらう「ゴマ01里オヤ」(以下オヤ)だ。ヌシとオヤどちらも檜原村で採れた種を送る。ウェブサイトで募集を告知したところ、東京・千葉・神奈川といった関東から、新潟、大阪、奈良、鳥取、宮﨑、鹿児島など全国20か所を越える地域から申し込みがあった。



檜原村の種が、全国に広がり、そこで新たな種を生み、また別の土地で栽培されていく。ゴマひと粒は、とても小さい。だけど、つながって、ひろがって、いつか全国の自給率が1%になる日がくるかもしれない、夢のあるひと粒だ。

本日、全国のヌシとオヤそれぞれの自宅へ、ゴマ01への想いを綴った手紙とゴマの栽培方法の説明書きが添えられて、檜原村の種を発送された。パッケージには、こう記されている。

これは“はじまりの種”
小さなゴマから始まる大きな夢
日本のゴマ自給率を0.1%から1%にしたい!