期待されるF1ドライバー・小林可夢偉について | イベントやエンタメの周辺、バックステージ

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$プロデューサー今井コウジ、Barの独り言 
F1ドライバー小林可夢偉が頑張っている。

今シーズン、途中からのエントリーながら既にポイントを獲得している。

「優勝してないじゃないか!」などという発言は全然分かっていない発言だ。

F1とはモータースポーツの頂点とされており、その決勝のグリッドに並べるのは二十数台、二十数人のドライバーだ。

全世界でレースを行う人はどのくらいいるか分からないが、誰もがこのグリッドに立つ事を、そして表彰台の頂点に立つ事を夢見ているのは間違いない。

日本のF1ドライバーといえば、ここ数年は佐藤琢磨だろうか。しかし今のF1のブームをつくったのは中嶋悟だろう。


F1で名を残した多くのドライバーがカート出身であることは良く知られている。
中嶋一貴、鈴木阿久里、アイルトン・セナ、小林可夢偉もそうである。
ロードレース(自転車)からモータースポーツに転身した佐藤琢磨は異色といえる。

そのカート。遊園地のゴーカートと似ているが、異次元の乗り物。レース専用のカートでアグレッシブなドライビングスキルが要求される。

$プロデューサー今井コウジ、Barの独り言 


学生の頃、少しの間、レーシングカートをやっていた。
ゴーカートのようなわけにはいかず、体力と技術が求められ、最初のうちはスピンとエンジンストップの連続で、1Lapまともに走れる事のほうが少なかった。
なにより金がかかった。アルバイトで得た金は全て、タイヤや整備や、オイルに消えていった。
フォーミュラカーは四輪が露出し、単座席のレース専用マシンだ。フォーミュラレースはF1を頂点として構成されているが、その底辺がカートだ。その意味でF1ドライバーは頂点中の頂点といえる。


小林可夢偉、突然、ぽっと出てきたような印象がもたれがちだが、彼はヨーロッパのシリーズで優勝を重ねるなど、凄い実績を上げてきた。佐藤琢磨に勝るとも劣らない実績だ。
ここ数戦、連続して決勝グリッドに並んでいる。そしてポイントを獲得している。

小林可夢偉が得たシートは実力と実績に運が絡んだ稀に見る幸運とする事が出来るかも知れない。
ここから世界中で彼の名前が覚えられるようになる為には、今の活躍を維持してその上、複数回表彰台に立たなくてはならない。

今シーズンはその第一ステップ、来シーズンがむしろ、勝負の年だ。

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