今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba -2979ページ目

Fri 121019 兵庫県芦屋で講演会 躍動するサトイモ君 チョー大成功とチョー大祝勝会

 11月11日、今日から関西&九州ツアーが始まった。秋冬の講演会ラッシュのホントのホントの山場である。今日から1週間、兵庫県芦屋→奈良→京都→京都→大分→新宿。マトモに休むヒマもないから、大いに栄養をとって、楽しく過ごすことを何よりも心がけていきたい。
 朝8時に代々木上原を出て、羽田発10時の飛行機で大阪伊丹空港に向かう。東京は朝から雨。スーツが一瞬でビショ濡れになる激しい雨で、首都高速を走るタクシーのワイパーが効かないぐらいである。
 空港のラウンジも騒然とした雰囲気。「使用機材遅れのため、出発が遅れます」「到着地の天候によっては、羽田に引き返す可能性があります」その他、どうやらこの秋の豪雨は日本中で降りつのっているようである。
芦屋1
(11月11日、兵庫県芦屋で講演会 1)

 大阪着、11時過ぎ。心配したほど揺れることも遅れることもなく、無事に大阪空港に降り立った。ホッとして、空港内「かつくら」へ。何しろ「大いに栄養をとる」を徹底的に心がけなければならないから、つい3~4日前に昼食をとった同じ店で、一番豪華な「三元豚ヒレカツ膳160グラム」を注文した。
 こういう山場でこそ、「野菜もどんどん食べなさい」でござる。「野菜もどんどん食べヤサイ」というオヤジギャグで笑ってもらおうとは思わないが、オヤジギャグだろうとなんだろうと、ホントにどんどん野菜を食べヤサイ、だ。
 もちろん、野菜はキャベツでかまわない。幸いなことに、この店のトンカツはキャベツ大盛りもウリ。しかも「おかわり自由」。この大盛りキャベツを2回もオカワリすれば、肉食イマイとしてはほとんど1年分の草を食べつくしたことになるだろう。
かつくら
(かつくら 三元豚ヒレカツと、山盛りキャベツ)

 宿泊先は、大阪・淀屋橋のANAクラウンプラザホテル。今井君はこのホテルチェーンでもやっぱりプラチナ会員であるから、ほとんどワガママし放題であって、プラチナ会員用のラウンジに入れば、ビアでもペリエでもコーヒーでも、いくら飲んでもかまわない。講演前だからビアは御法度だが、大好きなエスプレッソコーヒーだって飲み放題だ。
 お部屋も、46㎡のお部屋に黙ってアップグレードしてもらえる。かっか。こうなると、普通の旅行ばかりか、出張だって楽しくてたまらない。どんどん出張させてくんろ。どんどん授業と講演会をさせてくんろ。今井君のこの叫びは、あながち強がりではないのである。
芦屋2
(11月11日、兵庫県芦屋で講演会 2)

 しかし諸君、それでも今井君は今日の講演会が心配でたまらなかった。まず、この豪雨。東京と全く同じように、大阪もクルマのワイパーが効かないレベルの雨だ。ホテル23階の窓から眺める秋の大阪の街も、激しい雨のしぶきに煙っている。
 雨が降れば、マコトに残念なことだが、講演会の出席者数は予定×0.9ぐらいに減少してしまう。100人の予定なら90人、200人の予定なら180人。サトイモ男爵は、その10人20人が惜しくて惜しくてならないのだ。
 今井君の講演を聞きにくれば、異様なほど楽しく面白い。人生が変わる♨可能性だってあるのに、「雨だから」というただそれだけの理由で、やる気の出ない退屈な人生をダラしなく続けることになるかもしれない。それが余りに残念で、あんまり悔しくて、「雨なんだから、仕方ないですよね」とゴマカしてニヤニヤしているのはイヤなのである。
芦屋3
(11月11日、兵庫県芦屋で講演会 3)

 16時半の新幹線で新大阪から新神戸に移動。新神戸駅前のホテルロビーで今日のスタッフと待ち合わせ。クルマで今日の会場に向かう。神戸周辺でも高級住宅地として有名な、芦屋・岡本・夙川あたりの生徒が通う校舎が今日の会場である。
 雨はちっとも止んでくれない。いくらか弱まったかと思えば、また強く降り始める。会場ビルは、1階がスーパーマーケット、2階が小中学生が集まる塾、3階が塾の高校部で、高校部の大教室に椅子を100脚ズラリと並べて生徒を待ちうける。
待ち受ける
(待ちうける)

 いったん別棟の控え室に入り、開始時間までじっくり打ち合わせなど。雨以外にも様々な不利な事情が絡まりあっていて、スタッフも今日の講演会を相当な不安の中で迎えたようである。
 しかし、「不利であればあるほど絶対に負けられない」「なにくそ」「ピンチは、まさに最大のチャンスである」というのもまた真実。若いスタッフの皆さんが、奇跡の大逆転を信じて、この4~5日たいへんな努力を積み重ねてくださったようである。
 兵庫県芦屋での講演会、19時10分開始、20時40分終了、出席者100名。超満員である。予定の出席者数が85名だったから、うぉ、予定の1.2倍を達成したわけである。悪条件が重なれば重なるほど、大成功に終わった達成感は大きい。
 サトイモ閣下自身の盛り上がりも、間違いなくこの秋一番であった。まず、出番を待ちながら廊下で聞いた司会者の「今井先生のご紹介」が秀逸。ともすれば原稿の棒読みになりがちなのに、この日の司会者は「棒読み感」ゼロ。練りに練った文面も秀逸。「おお、上手じゃないですか」と話し合っているうちに、すぐに今井君の出番になった。
芦屋4
(大成功の後、花束をもらう)

 いやはや、この夜の90分間、今井君は弾けるサトイモのように躍動し続けた。これだけチョー面白いと、出席者たちだってチョー爆笑し、お腹の皮をチョーよじって休みなく笑い続け、スタッフもチョー感動。教室の裏の廊下でガッチリ固い握手を交わしているスタッフだっていた。
 100人の中には、最初の段階では非常に難しい顔の生徒が5名ほど含まれていた。「オマエの話なんか聞きたくない」「オマエなんか大キライだ」みたいな態度を露骨に表情にあらわし、カタクナな敵対の姿勢をとるのである。しかし彼ら彼女らが落城するまで、今井君の手にかかれば15分もかからない。
 終了後、「今まで一度も笑ったことのなかった生徒が、あんなに明るく爆笑しているのをみて、スタッフ一同ビックリしました」という声が上がった。「あまり笑ったことのない生徒」が、4人も5人も参加していて、それもスタッフの皆さんの心配のタネだったらしいのである。
肉
(神戸三宮での大祝勝会 1)

 ここまでの大成功を収めれば、大祝勝会に向かわずにはいられない。この1週間ほど、講演会後の祝勝会がなくて寂しい思いをしていたキウィ閣下も、もちろん大祝勝会は大歓迎である。相変わらず強い雨の降る神戸の街を、タクシーで東から西へ20分。三宮の高級焼肉店「韓国酒家」に、今日の主役10名が集まった。
全体
(神戸三宮での大祝勝会 2)

 神戸の祝勝会は豪快でスバラシイ。大量のお肉が次々に運ばれ、ビックリするぐらいのスピードで金網に肉が並べられ、肉のアブラは大きな炎をあげて燃え盛り、焼けた肉は信じがたいスピードで消化されていく。
燃え盛る
(肉が燃え盛る)

 これほどの肉を食い尽くしながら、さらに石焼ビビンバを注文するヒトもいる。大ライスを2つも頼んだ上に、メニューにない生タマゴまで無理に注文して、タマゴかけ御飯をズルズルすするヒト。グラス赤ワイン12杯を立て続けにカラッポにするクマ。諸君、食べたり飲んだりが豪快じゃないと、なかなか今日のような大成功を実現することは出来ないものなのだ。

1E(Cd) Akiko Suwanai:SIBERIUS & WALTON/VIOLIN CONCERTOS
2E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 1/3
3E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 2/3
4E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 3/3
5E(Cd) Solti & Vienna:WAGNER/DAS RHEINGOLD 1/2
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