受験生のやる気を引き出すコミュニケーション術 | 受験の悩みや不安を解消、やる気を引き出し、受験生のメンタルサポート。

受験生のやる気を引き出すコミュニケーション術

●受験生のやる気を引き出すコミュニケーション術

こんにちは、前川です。

教育関連の大手企業が「子どもの勉強時間と親の関わり方」の相関関係を調査していました。

結果は、

・「勉強しなさい!」と言っても、言わなくても、子どもの勉強時間には、大差ない。
・将来の夢や目標についての会話が多い家庭の子の、勉強時間は長い。


というものです。

どうです?面白いと思いませんか?

「勉強しなさい!」と言っても関係ないなら、言って嫌な気分になるよりも、子どもと将来を語り合ったほうが、よほど楽しいですよね。

私が学習塾でやっていたことは、まさに、そういうことでした。

そして、夢や目標について話をするとき、なによりも大事にしていたのが、子どもの話を「聴く」ということです。

そうすることで、子どもの中から、自然と夢や目標に向かうやる気が、湧いてきたのです。

でも、これが簡単そうでいて、実に難しいのです。かなりの集中力が必要です。

なぜなら、「きく」には、「聞く」「訊く」「聴く」の三つのタイプがあるからなんですね。

・「聞く」は、一般的に「きく」。聞こえてくる感じ。自分のことに意識が向いてます。
・「訊く」は、訊問の訊でもあるように、問い正す感じ。
・「聴く」は、子どもに意識が向いてます。


の三つです。「聴く」ためには子どもの話に、全身全霊を持って集中しなければいけません。

子どもの話って、しっかり聞いているようで、実は訊いていることの方が多く、聴いてないんですよねー。

そして、「聴く」の基盤となってるのが、子どもへの「信頼」です。

信頼されて話を聴いてもらえたなら、あなたはどんな気分になりますか?

私ならがぜん「やる気」が出てきます!

「やる気」を引き出すための、聴き方のコツはこちらに書いてます。