先日、
をみました。
サンドラ・ブロックが、
主演・製作総指揮した映画なのですが、
２００２年に候補者が対立した
ボリビア大統領選が下敷きになった政治コメディです。
日本では、上映されなかったので、
DVDでしか見られないのですが、
サンドラ・ブロック演じる「選挙コンサルタント」は、
勝利のためならどんな下劣な手でも使うんですが、
そのアプローチがすごいんです！
これから見ようと思っている方は、
ネタバレになってしまうかもしれないので、
ここからは、とばしてください。^^;
S・ブロックの担当することになった
候補者のカスティーヨは、
有権者に嫌われています。
そこで、彼女がとった手が、
彼のイメージを変えること。
彼女は、
カスティーヨを彼らしく売ろうとしていない。
優しさ、笑顔、謝罪、は彼には似合わない。
と指摘します。
誰にでも好かれる人にしようとするのではなく、
「高慢」で「冷淡」で、
庶民の心に訴えかけない。
そのマイナスイメージを逆手にとって、
性格は変えられない。
「理想像」を変える、と言います。
「力強さ」「不屈の精神」
「豊かな経験」「肝っ玉の据わった男」
というイメージに変えていく。
そのイメージを「強み」に変えるために、
人々にボリビアは「危機」なんだとうえつけ、
洗脳していくんですが・・・
うーん、これ、
すごい戦略だなぁって。
要するに、
政策で売るのではなくて、
イメージを売っている。
政策よりも
イメージ作りを優先させているんです。
このことが、
イメージがどれだけ訴求力があるのか、
を教えてくれますし、
正しいか、正しくないか、は別として、
ビジュアルイメージを用いて、
「ビジョン」を見せることの大切さを、
教えてくれます。
これは、ビジネスする上でも、
とても参考になることばかりでした。
「選挙コンサルタント」の仕事は、
イメージコンサルティングの仕事と、
一部かぶるところがあります。
もともとイメージコンサルティングは、
『1960年のケネディ vs ニクソン
アメリカ合衆国大統領選挙戦』が始まりとされており、
選挙にいかにして勝つか？からきているもの。
ですから、
「目的」がはっきりしているのです。
私がNY研修などで学んだ
イメージコンサルティングも、
叶えたい未来の目的達成のために、
似合うカラーだけでなく、
お顔立ちや体型などの特徴を知り、
仕事、目指すイメージ、
キャリアデザインなどを踏まえて、
それらを戦略的に用いていくものなんです。
ただ、日本の文化的に、
ビジョンを設定して、
そのためにビジュアルを戦略的に用いる、
という考え方は、
まだまだ根付いていない気がします。
というのも、多くの方々は、
・似合うカラーが知りたい。
・骨格タイプを知りたい。
という風におっしゃいます。
これ、目的ありきではなく、
診断ありき、になっているんですね。
だから、
診断ジプシーになったり、
うまく使いこなせなかったりするんだなぁと。
そもそもの目的が違うから。
大事なのは、
その診断結果を用いて、
自分がどうなりたいのか？
どんなビジョンを描いているか？
なのです。
それを叶えるための、
パーソナルカラーであり、
骨格診断であり、
あくまで診断結果は、ツールでしかない。
似合う色を知りたい。
骨格タイプを知りたい。
が目的になると、
「似合う」や「タイプ」を求めて、
どんどんそこに囚われてしまう。
結果、どうなるかというと、
・これは自分の似合う色じゃないから・・・。
・私の骨格はこういうタイプだから・・・。
と、診断の枠に捉われてしまい、
正解を求めてさまよってしまう。
でも、
「正解」はないんですよね。
だって、
「目的」が何かによって、
そのツールをどう用いるかは、変わってくるから。
だから、
大事なのは、
「その先」なんです。
「その先」。
こここそが大事な視点なのですが、
そのビジョンがないから、
ぼやけるんですね。
だから、
診断結果を使いこなせない。
「似合うを知る。」
を目的としてしまっているのは、
本当にもったいないことだと思います。
そのため、
私のオンライン講座では、
「何のために？」と「自分を知る」を、
１ヶ月じっくり取り組んでいただくんです。
なぜなら、
この目的を明確にせずして、
どんな理論も効果は発揮しないからです。
また、これは、
ブレない軸を手に入れるため、
でもあります。
しっかり芯を通しておかないと、
自分のそもそもの目的を忘れてしまい、
周りの声に流されたり、
途中で諦めてしまったりするからです。
受講者様から、
こんな感想をいただいております。
＝＝＝
「やってみなくちゃわからない！」ですね。
毎日、掃除しながら、洗濯たたみながら、
料理作りながら、動画を何度も何度も聴いています。
取り組んでみて、おっしゃる意味が、
本当によくわかりました。
レッスン１だけでも人生変わりましたよ～。
本当に感謝です。
あるセミナーに参加するのに、
着ていく服を変えたんです。
そうしたら、
「なんか変わったね？」
「その服素敵だね。」
と明らかに周囲の反応が変わりました。
今まで着ていたワードローブ、
全部、変えたい衝動に駆られております。
選んだ時は、
それなりに理由をつけてはいましたが、
けっきょく『ラク』しか考えてなかった～！と、気がつきました。
『ラク』が悪いわけではなくて、
私の中で、忙しい、身体がつらい、
余裕がないから、
どうせ私なんて、この程度で充分。
そんな、
後ろ向きの理由で選んだものばかりなんです。
今は違うのですが、
少し前は相当、
自尊感情が低い時期が長くて(≧∀≦)
ということで、
公私ともにワードローブの制服化、
外見から自分の格上げがんばります！
＝＝＝
着る服が変わると、
その人に対するイメージも変わります。
自分の目指す姿、あり方を、
わかりやすく「ビジュアル化」することで、
周囲に伝えていくことができるんですね。
私たちが、
ビジュアルを格上げしたいのは、
その先に目指す未来があるから。
その未来の可能性の扉を開くための、
ビジネスユニフォームであり、
ビジュアルイメージのブランディングなんです。
これは、
映画の中ででてきたセリフ。
その人の言葉は忘れられても
印象は残る。
People forget what you say,
but they remember how you made them feel.
- - Warren Beatty.
あなたの人生戦略として、
ビジュアルイメージに変革をもたらしませんか？
今まで、
＜講座受講者様のみ＞を対象としていた
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を久々に開催したいと思います！
過去のお客様のBefore/Afterは、
こちらからご覧いただけます。
以前より、
メイクだけ、ファッションだけ、
写真だけ、ではなく、
全部まるっと、
トータルでプロデュースしてほしい。
というお声を頂いておりました。
それをカタチにしたセミナーです。
このセミナーでは、
私のリアルクローゼットで、
ご紹介している服なども貸し出して、
実際に着ていただきながら、
写真にその姿をおさめていくことなども、
考えております。
また、
ファッションやメイクが素敵になった
その先を見据えて、
未来の可能性を広げるために、
ただビジュアルを最適化するのではなく、
その撮影した写真の使い方、
自分の魅力を効果的に伝える「見せ方」など、
私が取り組んできた
「発信力」を高める方法についても、
お伝えしていきたいと思っております。
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