今の職場で良かった! | 3歩進んで2歩下がる?

3歩進んで2歩下がる?

毎日がリハビリです。2004年8月、健常者から右半身麻痺へ、そして今は、左半身も巻き込んだ、全身に係る新たな病気と向かい合っている毎日です。

先日、鋭意取り組んでいた、プロジェクトの1つが完了しました。
それは、大手の有名量販店でのイベントで、もちろん量販店のスタッフとの連携での仕事でした。
そして、その時、彼ら量販店のスタッフの大変さにビックリしました。


まずは、休みですが、私たち一般的な企業に勤める者は、ほぼカレンダーどおりに休めますが、彼らの休みは不定休のうえ、土日は最も忙しいので休めない。
更に近頃は、年末年始も休まないで営業するので、正月なんて、ここ数年、職場で過ごしているとか。
そのうえ、営業時間が朝の10時から夜の10時までなので、責任者の方は、準備や後片づけをしていると、毎日14時間労働とか。
動いている子供の姿を見るのは、1月に数回程度、しかも休みが不定休なので、子供とお出かけするのは、春休み、夏休みとかの平日しかない。(冬休みは年末年始の忙しさで無いようなものとか)
そして、正社員は少なく、パートの方々が多数を占めるため、よけいに正社員の方に負担がかかっているようです。
そして、更に驚いたのが、皆さん、一般企業の役職と較べた場合、歳の割には、凄い役職に就かれている。(店長、館長、フロアー長、バイヤー、主任等々)
しかし、これも一長一短で、確かにこれだけハードな業務であれば、若くなければ勤まらないだろう、でも、家族のことを考えるとどんなものか?
そのかわり、ある程度の給与もいただいている見たいですし、それはそれで良いのかも?
そして、相乗効果か、年齢の割には早くして役職に就けるものですから、若手の社員の皆さんも、上を目指して、見ていて気持ちが良いほどやる気がみなぎっている。
我が社と較べたら、若手の元気さが雲泥の差?のように感じられた。



最後に今回、量販店の彼らと一緒に仕事をして、私は、今の会社で良かったと、つくずく思いました。もし、この量販店に勤めていれば、発症してすぐに退職せざる得なかった思います。