2012父の日ご飯。～おかめバーガー～
とある我が家の親子の会話。
さぶろー山「ねぇねぇ。ひな。」
ひな「なぁに？」
さぶろー山「今日さ。何の日か分かる？何かパパに言うことない？」
6月の第3日曜日。
言わずと知れた父の日。
言って欲しい言葉は「お父さんありがとう。」
ひな「？？？」
さぁ。
ひなちゃん言えるかな。
ひな「・・・・・・ゴルフでプリキュアがなくなった日。」
んー。
その答え。
惜しくも何でもない。
かすりすらしないネー。
さぶろー山「そうだよねー。ゴルフの特番でつぶれてたよねー。」
2人で観賞するのを楽しみにしている日曜のアニメ。
さぶろー山、34歳、おっさん、2L。
ゴルフ＜アニメな男。
さぶろー山「全く、日曜の親子団らんの時間にゴルフなんかするなっつーの。」
その気持ち。
分からないでもないけれど。
はたしてそれでいいのだろうか。
さぶろー山「いや・・・でも、そうじゃなくて・・・そうじゃなくて・・・。」
ひな「・・・・・・？？？？？」
さぶろー山「そうじゃなくてー・・・なんかさ。パパに言うこととかなーい？」
ひな「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パンダ・・・？」
そうだね。
確かに似てる。
あのお腹とパンダ座りの感じ。
うんうん。
似てるよ。似てる。
超よく似てる。
さぶろー山「ササタベタイ。ササノハクダサイ。ぶほー。ぶほー。」
ノリがいいね。
さぶろー山「・・・じゃなくて！！！」
パンダな自分にマジギレか。
さぶろー山「なんか・・・・・なんかさ・・・・・なんか。あるだろ？？？」
ひな「？？？？？？？」
さぶろー山が何を言いたいのか。
さっぱり分からない様子のひな。
あたしの隣に駆け寄ってきて、
そっと耳打ち。
ひな「ねぇママ。パパさ。何か言ってもらいたいみたいなんだけど。」 ヒソヒソ・・・。
あたし「今日ね、父の日なん。パパありがとうって言ってもらいたいみたいだよ。」 コソコソ・・・。
ひな「ああ。なるほど。分かった。言ってくるー。」 ヒソヒソ・・・。
とてとてとてーっと、
さぶろー山に駆け寄って。
ひな「パパ、父の日ありがとう！」
さぶろー山「うんうん。そうそう。」
嬉しそうにゆるむ頬。
さぶろー山「今日はいい日だなー。るんるん♪」
さぶろー山。
聞きたかった言葉が聞けて。
とっても嬉しそう。
よかったね。
さぶろー山「じゃー今日のご飯はー・・・・・・」
あたし「あ。今年はね。肉の日にしないから。」 参考→去年の父（肉）の日
さぶろー山「なんでー！！！」
あたし「まっこと残念なお話ですが。米がありません。」
来週の日曜日まで米がこないのに。
残り8合。
通常1日5合の我が家。
すでに1日1合しか食べれない計算。 まぁ大変。
さぶろー山「やっ・・・焼き肉ーは？すっ・・・ステーキは？？？」
焼き肉にせよ。
ステーキにせよ。
どちらも米が必須アイテム。
米なしでは食えません。
ゆえに焼き肉もステーキも次回に持ち越し。
さぶろー山「お・・・お・・・・・お肉ー！！！！！」
お肉の日よ。
さようなら。
さぶろー山「ねっ・・・年に一度しかないお肉の日なのに・・・一度しかないのに・・・ううう・・・ううううう。泣」
と。
ゆーわけで。
2012年の父の日はパンです。
おかめバーガー・自家製リーフのサラダ・山盛りポテト＆オニオンリング・トライフル
ジャンクフード❤
ひなと2人で焼いたパン。
2人でこねこね。パン生地こねこね。
これで粉600ｇ分。
なんかさ。
今、写真編集してて気づいたんだけど・・・
ひな・・・黒ッ！！！
毎日日焼け止め塗ってるのに・・・。もうこんなに黒々としちゃって・・・ああもう・・・。女の子なのに・・・。
そのまま発酵させて、くるくるっと丸めて。
オーブンでチーン。
と、焼けたパンは。
ひな「うわぁ～。イモムシみた～い。」
生地と生地の間隔が狭すぎて、全部くっついた。
ひな「すごいじゃんママ。イモムシパンできたね。」
すごくも何ともないし、
そもそもイモムシ狙ってない。
生地70～80ｇで1個×14個を2段の鉄板で焼くと、
イモムシになる。
覚えておこう。
無理矢理つながってる部分を離して、
そのままケーキクーラーの上で冷ましたんだけど。
なんつーか・・・
雪崩をおこしそうな状態です。
生地70～80ｇで1個×14個をケーキクーラーにのせると、
雪崩をおこしそうになる。
うん、覚えておこう。
焼けたバンズに切り込みを入れて、
野菜とパテを挟んだらー。
おかめバーガー2種できあがり～！
さぶろー山「やったー！！！ハンバーガーだ～！！！」
「焼けたバンズに野菜とパテを挟んだら。」
こうやってさ。
言葉にするとちょー簡単なんだけどさ。
実際、玉ねぎ炒めて。
ハンバーグ作って。
ソース作って・・・
ほぼ一日がかりですから。 ひなと昼から作って出来上がったのは6時。
さぶろー山「ね。ね。これ、どっちが何で、どっちが何なん？」
あたし「これねー、手前のんがビックマック風。」
特製オーロラソースにスライスチーズ入りでビックマックなお味つけ。
あたし「奥のんは、モス風なんだー。」
特製ミートソースと、マヨネーズ、オニオン入りでモス風。
さぶろー山「マック×モス・・・夢のコラボ～！！！！！」
マックでモスは食えないし。
モスでマックは食えないからね。
おうちバーガーならではの組み合わせ♪
グラスに入っているのこちらは・・・
バーガーラップ。
これね、
すっごい欲しくて欲しくて・・・。
コッタさんから買っちゃったんだ～。
これが使いたくてハンバーガーにしたと言っても過言ではない。 ほほほ。
あたし「これねー。こうやってバーガーラップに包んで食べるんだよー。」
こうしてあげると、かぶりついても反対側からこぼれないし、
何より本物のお店みたーい❤
さぶろー山「は・・・・・？」 もぐもぐ・・・もぐもぐ・・・。
あ・・・・・ラップとか不要でしたか。 食うのはえー・・・。
さぶろー山には不要でしたが、バーガーラップはこちらに売ってます。
お菓子・パン作りの総合サイトcotta
製菓用品からラッピング用品まで全て揃ってます。
今ならイーグル2.5ｋｇ368円＆クルミ500ｇ504円。
間違いなく、どこよりも安い。
あたしも飛びついた。
そんなハンバーガーに添えるのは。
定番ポテトとオニオンリング～！
おかん「うんうん。やっぱハンバーガーにはポテトだよね～。あーオニオンリングさいこー。」
そうだね。
言うのは簡単。
食うのも簡単。
作るあたしは超大変。
ポテトを揚げながらパテを焼いて、オニオンリングを揚げながら、バーガーを組み立てて。
千手観音になりたいと心から思った日でした・・・。
サラダは自家製お野菜。
ルッコラ＆レタス。
共におかめガーデンより収穫。
採りたての野菜は美味いね～！
ハンバーガーにかなりの時間をとられたので。
デザートは超お手軽なトライフル。
星おじーちゃんにあげたロールケーキの端っこと使いきれなかったメロン。
すべてグラスに入れてトライフル。（手抜き。）
さぶろー山「あーもう。ハンバーガー美味ッしー！！」
自家製バーガー。
バーガー店のバーガーより、かーなーりゴツくて。
あたし達は1個でお腹いっぱいになったけど、
さぶろー山は3個食べた。 すげー・・・。
バーガーと共に楽しむドリンク。
我が家にあること自体がめずらしい「オレンジジュース」
女性陣はジュースとバーガーのジャンクな感じを楽しんだ。
さぶろー山はブラッディーメアリー。
ウォッカ×トマトジュースのブラッディーメアリー。
これ、モラタメさんからいただいた（タダです。タダ。）「ブラッディーメアリーカクテルセット」。
普通はね、この750ｍｌボトルで20杯くらい楽しめるそうなんですけど、
さぶろー山「美味すぎて止まらねー。」
と、一日でカラにしてました。
モラタメさん。いつもありがとう。家計・・・かなり助かってます。
そんなご飯を楽しみ。
みんなの腹も膨れた頃に。
ひな「ひなね。パパにプレゼントがあるんだ。うふふ。」
恒例、娘からのプレゼントタイム。
あたしは今年の母の日にマグカップをもらい、
去年はさぶろー山に似てると評判のたれパンダの湯のみをもらった。
ちなみに、さぶろー山は、去年の父の日に、
なんとも愛おしいハンカチをもらってた。
毎年、趣のある品物をくれる我が子。
何気に楽しみなプレゼントタイム。
ひな「ねぇねぇ・・・ママ。ちょっと。ちょっと来て。」
プレゼントを取りに行ったはずのひな。
なぜか、扉の外からあたしを呼ぶ声。
あたし「？？？・・・なぁに・・・？どうしたの？」
ひな「いいから。ちょっと。ちょっと来て。」
あたし「？？？？？」
どうしたのかなーと思って行くと。
ひな「ひなさ。パパにお酒買おうと思ったんだけどさ・・・」
うんうん。
いいんじゃないの？
もうすでに半酔いだけど、
かなり気分よさそうだけど。
酒ならいくらあっても飲むよ。
一升瓶での飲むよ。
ひな「違うの。違うの。でもね。でもね。」
うんうん。
どうした？
ひな「間違って自分の食べたいパン買っちゃった」
晩ご飯後。
腹いっぱいなこの時に。
まさかのパン。 パン食った後のパン。食後のパンか。
それも。
パンはパンでも自分の食べたいパンときたもんだ。
ひな「いいかな。これでいいかなー。」
いや。
それ・・・絶対ダメでしょ。
ひな「えー。どうしよう。どうしたらいいと思う？」
いや・・・
もう・・・どうしようもこうしようもない。
あげるって言っちゃってるし。
すでにそれをワクワクな顔つきで待ってる人いるし。
ひな「そっかー。ま。いっか。じゃ、これにしよう。これあげよう。」
と。
パン袋の中から、ひとつパンを選んで。
ひな「パパー。いつもありがとうー！」
と。
さぶろー山に飛びついてた。
さぶろー山「わー。ありがとうー。今年は何だろうな。ひなからのプレゼント、何だろうなッ♪」
ひな「はい。これー。食べてー。」
と。
渡された小さい包み。
ゴソゴソと開けると。
さぶろー山「え・・・・・パ・・・・・パン・・・・・？」
なんでパン？
と、いう顔。
どうしてパン？
と、いう顔。
なぜ今このタイミングでパン？
と、言う顔。
喜べよ。
と、言いたい気持ちも山々ですが、
ええ・・・
その気持ち・・・分かります。（あのバーガー3個の後にパンとか、ホント無理だと思う。）
ひな「今年はパンにしたんだ。うふふ。」
にっこりとほほ笑むひな。
小悪魔のほほ笑み。
サタンのほほ笑み。
さぶろー山「あ・・・あ・・・あ・・・・あり・・あり・・ありあり・・・・・・ありがとう。」
動揺が隠せない中。
よく言った。
よくぞ言った！
偉いぞさぶろー山！！！
それさえ言えれば、
次は・・・
ひな「食べてね❤にっこり。」
必然とこうなる。
さぶろー山「わ・・・・わあー。ひなからもらったパンなんて・・・
嬉しくて涙がでそうだなー。ははは。ははは。ははは・・・」
本当に涙がでてました。 違った意味で。
なんつーか。
ホントお疲れ様。笑
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