世の中で大切な人が、
たくさん亡くなっていく、
身内の大切な人も、
次々と亡くなっていく、

そんななか、
うちの両親は元気であり、
親不孝はかけたくないので、
その次の順番で、
私はこの世を去りたい。

私は、もういい。
頭がおかしくなり、
なんだかよくわからない。

何とかして、
生きようとする人に対し、
こんな私の姿勢では面目ない。
代われるものなら代わりたい。

でも実際に内蔵が、
あちこちに、生きたまま、
使われるのはいやなので、
せめて脳死の後にして欲しい。

12日にまた献血に行く。

せめて、
なにかの役に立って欲しい。

なぜ生きるのがこんなに苦しく、
つらく感じる人間に育ったのか、
お金や、地位や、名誉、
そんなものどうでもいい。

愛に満ちた世界に。

この愛情の飢餓感、
そこから抜け出したい。

甘えているのだろう。

だから何にも変えがたい、
愛情の飢餓感なのだ。