10日の土曜は18時半の定例で、
私は次回の参加となった。

最近こちらで日曜を過ごす場合、
朝12時までの2時間、
近所の高齢者ショートステイに行くが、
この日はイレギュラーで、
施設へ声もかけてなかったが、
施設は、いつもでもウエルカムで、
電話で行くといえば、
「ありがとうございます」となる。

行けば勉強になり、充実感も得られ、
仕事の活力にもなるが、
実際に行くまでの腰は重い。

自己分析をすると、
育った環境のせいか、
人と接するのは苦手で、
心のなかで『自分は優しさのない人間』
と思っており『親切』などと言われると、
こそばゆい気持ちか、
酷い場合は、なぜか怒る。

ところが、施設へ行くと、
自分のゴマ粒のような優しさに気付き、
そこから芽や根が生えるのも感じる。

献血のボランティアも、
注射を克服するのを理由に、
かれこれ25回も行き、
そうしたことで感謝されるが、
その際の対処は、
「会社で『そうしたことが大切』
と指導を受けてまして」と答えるが、
「御社の社長さんは、
立派なかただ」と言われ、
それでかわす自分も子供じみているが、
聞いたこともあるので嘘ではない。