20日の日曜の朝に、
高齢者施設に2時間行きまして、
近所の絵の会社の人で、
覚えられて2度目も行きました。

その日は、
「戦争に10年行ったよ!」と、
涙で強く話すお婆さんがいて、
「戦争だから悪口いっちゃ捕まるね」と、
そこへ職員さんが来て「戦争終わったよ、
ハイ、お手洗い行こ」と素早い対応、
私は動揺しました。

この日、一番話したのは、
耳の遠い微笑みのお婆さんで、
高齢者に耳元で話すのも初めてで、
食堂の移動では、
初めてお婆さんの細い腕も握りました。

私に簡単なことが高齢者には難しく、
色々感謝されましたが、
私こそ動ける有り難さに感謝でした。

その後、部屋に戻り、サッカーファンが、
渋谷交差点で騒いで警察が出動し、
「あの力を他に使って欲しい」と、
報道してましたが、経済発展優先で、
心の豊かさを置き去りにした現状に、
気付いてない気がしてなりません。

若者の過剰さは問題ですが、
ああして生きる喜びを、
実感しているとも思います。

その意味で、
『生きる意味』喪失の抵抗の自殺と、
同じ意味で、心の豊かさ無くしては、
『生きる意味』を、
感じられないと思うのです。