大学の学費を納めるシーズンになりました。




自宅には振込用紙が送られ、


街は貯金していた奨学金を引き出す人であふれる。


銀行のATMには長蛇の列ができ、ある人は親子で、またある人は恋人同士で、


みな奨学金を引き出している。


表情は晴れ晴れとし、学費を払うという一大イベントに、喜びを隠しきれる人はそこにはいない。


幸せな光景がそこには広がっているのである。


銀行の行員もみなお祭り騒ぎ。


中には「奨学金キャンペーン」なるものを実施している銀行もあるほどで、


空気感は、、、熱い。






…そんなわけないですが、自分もATMからお金を引き出し、学費を支払いに行きました(^-^)


前置きが長い(^_^;)



もちろん今のはフィクションですが、ここからはノンフィクション♪




昼ぐらいに市内の銀行本店に行き、ATMから学費を引き出そうとしました。


通帳をいれ、暗証番号と金額を入力し、「しばらくお待ちください」と表示され…よし。




そのとき俺はもう確信していた。



そこから札束が出て「どうぞおとり下さい」のアナウンスが流れるのは、時間の問題だということを。



揺るぐことのない、




いわばATMの摂理なんだと信じていた。










…なのに!





なぜ、なぜなんだ。






どうして、こんなことになっちまったんだ。
















アナウンス「ただいま、お取り扱いできません」




…ぷちっ。






何が起きた?




画面が止まって、何をしても何も反応しない。




つか、ぷちっって言ったし;





幸いなことに、平日の昼下がりでは客もまばらで、後ろに列ができていなかったからいいものの、



入れた通帳も紙幣も出てこない状況は、まずい。




絶望感が、自分の心を支配していた。









「…どうしたらいいのかなぁ↓」











途方にくれていた。
















しかし、










そこに一筋の希望の光が差し込んだ。









救世主だった。

















「何かお困りのことがございましたら、受話器を取って白いボタンを押してください♪」









サンキュー!受話器(≧▽≦)!







生まれて初めて、ATMの隣に設置されているホットラインを利用しました(笑)









事情を話すと、間もなく係りの人がやってきて原因は紙幣が詰まったことだと判明♪





その場でATMを開け



15分くらいで復旧したのです。









最後までてんぱらなかったあたり、自分も大人になったなぁと思うのでした。



最後に…ATMの内部構造は、、、どうも禁則事項らしいですw



超メカニカルだったですわよw