・カノコソウエキス(セイヨウカノコソウエキス)


カノコソウまたはそのほかの近緑植物の根および根茎の抽出物である茶褐色の半固体で、特異臭がある。


別名バレリアンとよばれ、ヨーロッパ、アジアでよくみられ、湿地帯で生育する。


カノコソウは5月ごろから小さな薄紅色の花が枝の先端に密につき、観賞用にもなる多年草である。


根に精油を含んでいるいて、香りがインド産の香料、甘松香に似ている。


根や根茎をこまかく刻んだものを熱湯に注いで服用すると、鎮静作用がありストレスや不眠症への効果があるといわれる。


芳香のもとであるイソ吉草酸エステル類の香油を含み、浴用剤、基礎化粧品、頭髪用化粧品などに使用される。


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