●手荒れ対策


こんにちは。


手荒れは理美容師の天敵です。


多くの人が手荒れで悩んでいます。


ひどい人だと、手荒れが原因で理美容師を続けられないという人もいます。


なにを隠そう、僕も手荒れで悩んでいる一人です。


油断するとすぐに手荒れします。


今は、最新の注意をはらっているので、昔に比べるとかなり良くなりました。


ひどかったのは、入社1年目ですね。


なんせ、一日中シャンプーをしているのですから、手がかっぴかぴになり割れまくりです。


究極のところ、荒れる荒れないは体質です。


まったく荒れない人もいます。


しかし、一日中シャンプーをしていれば大概の人は荒れるのです。



しかししかし、きちんとケアをしてあげれば、かなりましにすることはできるんです。


現に、僕は昔よりかなりましです。


忙しくてシャンプーをする回数が増えると、それは荒れますよ。


でも、昔よりかなりましです。


ここでは、僕がどういったことに気をつけているのかということを書きたいと思います。


手荒れで悩んでいる人の朗報になれば幸いです。



手荒れで悩んでいるのは、意外と理美容師だけではありません。


主婦の方や、仕事の関係などで荒れている方が意外とたくさんいます。


理美容師さん向けに書かせていただきますが、もちろん主婦の方や他の仕事の場合でも参考にしていだけると思いますので。



理美容師さんの手荒れは本当につらいものです。


指も曲げられないほど、ぱっくりと割れた傷。


お風呂に入る時なんかもつらいですね。自分の体を洗うのが辛いんです。


食器洗いなんてもってのほかです。


とにかく、水に触れたくありません。


しかし、仕事はしないわけにはいきません。


入社したてのアシスタントにとって、シャンプーをしないことは、仕事を辞めるに等しいことですので。


できることはすべてためしました。


バンソーコ。1回シャンプーしたら取れます。


水に強いバンソーコ。2回シャンプーしたら取れます。


テーピングでぐるぐる巻き。3回シャンプーしたら取れます。


液体バンソーコ。めちゃくちゃしみます。そのくせ1回シャンプーしたら取れます。


指サック。めんどくさくてやってられません。


この中ではテーピングがまだましでしたね。


結局のところ、荒れて仕方がない場合、手袋をするしかありません。


できれば使いたくありませんが、手袋が最終手段です。


さらなる苦しみは、夜にきます。


手が痒くて眠れません。


冷たいタオルでぐるぐる巻きにしたりして、なんとか痒さをおさめようと努力するのです。



とまぁ、あらゆる苦しみを乗り越えてきたわけです。



なぜ手が荒れてるか知ってますか?


一番大きな原因は、洗剤です。シャンプーですね。


1日1回シャンプーしたくらいで、手はあれませんが、1日に何回もシャンプーに触れていると手荒れの原因になります。


シャンプーというものは、肌に残りやすいのです。


手が荒れたり痒くなったりする原因は、手にシャンプーがたくさん残留していることも原因になっています。


そこで予防策です!


手をしっかりと洗ってください。


シャンプーが手に残らないようにしっかりと洗ってください。


僕は、シャンプーの仕方を説明する時にも、しっかりとシャンプーを洗い流して下さいと説明しています。


それは、頭皮にシャンプーを残さないためです。


気づかないうちに、手にもたくさんのシャンプーが残留しているのです。


しかし、忙しいサロン業務中に手を洗うなんて無理な話でもあります。


そんな時は、お客様のすすぎをしっかりとするのです。


お客様の髪をすすぎながら、自分の手もしっかりと洗い流すようにするのです。


一石二鳥です。


まず、手にシャンプーを残さない。これを注意するだけでかなりよくなるはずです。



次に、重要なのはシャンプーの種類です。


シャンプーの種類によって、残留しやすいものと残留しにくいものがあります。


美容室などで使用されている、髪用のシャンプーは残留しやすいものが多いですね。


髪をしっとりとさせるために、残留しやすくなっているのです。


ということは、手にも残留しやすい。


ということは、手が荒れやすいということですね。


ものは試しです。


サロンで使用しているシャンプーを使用した後と、普通の固形石鹸を使用した後の手の感触を感じてください。


髪用のシャンプーの後だと、手がぬるっとしていませんか。


それに比べて、固形石鹸の後だと、きゅきゅっとしていませんか。


ぬるっとしているということは、それだけシャンプーが残留しているということです。


この、ぬるっとしたまま放っておくと手荒れの原因になるのです。



まず第一の対策は、手をしっかりと洗うことです!



長くなってきたので次のページにわけますね。


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