男性が押してもカッコいいストローラーの第4弾は、国産の新ブランド「CURIO」をご紹介します。
当初は「Peg-Perego」を紹介するはずでしたが、先日のエントリーでお伝えしたように、代官山で企画・開発された高橋陽介さんご本人とお会いすることができたので、予定を変更させていただきました。
CURIOは2006年、岐阜にある高橋製瓦の社内ベンチャーとしてスタートした、新しいストローラーのブランドです。代表の高橋陽介さんが中心となり、企画・開発されています。
大の自転車好きという高橋さん。
ご自身の息子さんが誕生された際、なかなか気に入るストローラーに出会えなかったことから、こだわりのストローラーを自ら作ってしまおうと考えたのが始まりだそうです。
それから十数台のストローラーを実際に購入して研究を重ねたそうですが、見れば見る程、聞けば聞く程、CURIOは本当によく考えられています o(^▽^)o
まず目に付くのがシンプルなパイプフレーム構造です。
車椅子のフレーム職人が、1台1台手作業で加工しているそうです。
スポーツ車イスやオートバイのリム等に使われているものと同じ、高強度で軽量のアルミニウム合金が使われているので、重量も7.7kgと、一般的なストローラーと変わりません。
フレーム構造というと前にご紹介した「hugme」が思い起こされますが、CURIOはとてもコンパクト。車幅はhugmeが63㎝に対し、CURIOはわずか52㎝。
自動改札の55㎝という幅を考慮しての設計になっており、わざわざ車椅子用の改札を探す必要はありません!
この辺り、流石です・・・ (^_^)v
もちろん折りたたみも可能です。
紐を引くだけの驚くほど簡単な操作で、タイヤを外せば更にコンパクトになります。
次に特徴的なのが大きな12インチの中空タイヤです。
空気入れポンプが付属しているので、常にタイヤの空気圧を最適な状態に保てます。
車や自転車なら当たり前のことですが・・・素晴らしい!
タイヤと言えばこのCURIO、後ろタイヤの構造でタイプAとタイプRの2種類から選べます。
その違いは一目瞭然。タイプRの後輪には、ストローラーで世界初の、キャンバー&トーイン構造が採用されているんです!!
車好きの方ならご存知だと思いますが、「キャンバー?トーイン?何それ?」という方も多いでしょう。
キャンバーとは、正面から見たときのタイヤの倒れ角度のことを言います。
写真の見れば、後ろのタイヤが外側に8°広がった「ハの字」の「ネガティブキャンバー」構造になっているのがわかると思います。
トーインは、上から見たときにタイヤの前端が後端より内側に入っている状態です。
CURIOのタイプRは、このキャンバー&トーイン構造により、コーナリング性能と直進安定性を向上させているんです。
タイプRは前輪をオプションパーツに取り替えることが可能なので、ロングホイールベースの3輪バギータイプや、悪路や山道、砂浜、雪道などの走行性に優れる大きな4輪のトレイルタイプに姿を変えることもできます。
CURIOは日常生活での使い勝手も考えられています。
シート下に空いた大きな空間には、なんとスーパーマーケットに置いてある買い物カゴが、すっぽり入ってしまうんです ( ̄□ ̄;)!!
ストローラーを押してスーパーに買い物に行くと、不安定な状態になりながらカゴをハンドル部分にぶら下げるか、ショッピングカートに子供を乗せ替える必要がありますが、CURIOなら心配無用。
更にカーゴスペースの底は最大5kgまで耐えられるしっかりした構造になっているので、重い物を入れると底がたるんで地面についてしまうこともありません。
リクライニング機能が無かったり、ハンドルの高さを変えられないなど、機能的な欠点もありますが、見るからに頑丈そうなアルミフレーム構造と中空タイヤの組み合わせ、そして存在感のあるサスペンションからなるCURIOは、確実に男心をくすぐります (〃∇〃)
高橋さんとのお話の中で聞いた「男性が押してもカッコいいストローラーを作りたかった」という言葉の通り、間違いなくこの「Daddyが押してカッコいいストローラー」のコーナーで一押しとも言える仕上がりです。
まだ誕生したばかりのストローラーは注目度「大」!人と違ったストローラーが欲しければ、間違いなくコレでしょう (^ε^)♪
簡単に着脱可能な国産のシートや自転車と同じハンドルバーなど、まだまだ他にもユニークなポイントは沢山あります。
その辺は是非実際にご自身の目で実車をご確認下さい。
ラフェンテ代官山の2階、「BABY&KIDS 代官山」内のショールームで、高橋さんのこだわりの結晶に出会えます。
でも高橋さんの奥様のお気に入りは「Stokke Xplory」だったとか、なかったとか・・・
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