26日の日曜日、甲府のぴゅあ総合へ日本古流山梨支部主催の夏季研究会へ行ってきました。



今回は四世家元・角田一忠先生をお迎えしたお生花の研究会で、花材・花器は自由。



久々のお生花、私はこんな花を活けました。




一訓花集


花:上段 孔雀檜葉(本勝手・三才型)

  下段 鶏頭(逆勝手・陰陽型)

器:竹根付二重切



以前家元先生が流報に掲載されていた上段が枝物の三才型体流し、下段が真と留の間の奥に見込をいれた草物の陰陽型を参考にして活けました。



陰陽型は滅多にやらないのですが、やはり三才型に比べて間の取り方が難しいです。本数が少ないと余計に…。



孔雀檜葉は通年入手可能なお生花の定番の枝物ですが、花物を組み合わせることで季節感を表現できます。



ここでは鶏頭を活けて秋の気配を匂わせてみました。



孔雀檜葉の緑の下に鶏頭の彩りが効いたお生花になりました。



朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、日中はまだ茹だるような暑さが続いていますね。秋の涼風が恋しいです。