2011年3月11日の東日本大震災でお亡くなりになられた方々に

謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。

また、被災された皆様の1日も早い生活の回復をお祈り申し上げます。



さて、

公立中高一貫校受検の傾向について

毎年毎年膨大な量の受検問題を見ているとあることに気づきます。

2013年は、地図の問題がおおく見受けられたこと。

2012年は、天体(主に月)に関する問題が多く出題されました。

2011年は、東京で朝、金環日食が見られたことがあげられますが、

全国的に、年度を追った縦の問題傾向というよりも

横のつながりがあるのではないかと考えられます。


実は、

私は、ここ数年ずーっとある疑問を持ってこの公立一貫の指導をしてきました

それは、100校以上ある公立中高一貫校でそれぞれの学校が独自で

もしくは教育委員会ごとに作成しているその苦労がどれくらいあるのか、

という点です。

わずか45分の試験時間に、あの凝った問題を出す意味、意図というのを

考えると、当然のごとく問題作成にあてた時間の費用対効果をついつい

考えてしまっていました。

全国の一貫校の問題を見ていて、横のつながりに気づいたとき

必ず、全国の一貫校の試験作成の先生が集まって、

何を出すのか、話し合いをしているのではないかという疑問が浮かび上がりました。


昨年、そのようなことを、生徒に話をしていたこともあります。

「かならず何かある!」

それからしばらくして、

東京都に、試験管理委員会(正式名称不明)なるものがあるという情報が

入ってきました。


これで、私にとって今後の傾向と対策を考えやすくなったといえます。


今年度の都内の問題に関しては、

非常に算数回帰した問題が多く見受けられました。

大泉の算数の種類分け、今年は武蔵の適性検査Ⅲで同様の出題をしています。

武蔵は、過去にも昆虫や土の生物を区別する問題を出しているので

今後もこの傾向は続くかもしれません。

詳細は少しずつ、このブログでご紹介しますね。


そういえば、

富士中ですが、今年度の問題は様変わりしたように思います。

学校説明会でも、傾向は変えませんとかいうアナウンスが出ていたようなので

かなりの驚きでした。


少しずつ、ほかの学校の受検問題の紹介をしていきますね。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。


ps

独立して、生の保護者様の情報を得にくくなってしまいました・・・

受検の情報ですとか、得点開示でこの点数で受かりましたなど・・・

個人が特定できない範囲でもちろんかまいませんので

教えていただけるとありがたいですし、

学習相談もしていかれたらと思っています。