問題ごとに解説していきますね。


手元に問題をご用意いただけるとよりわかり易くなると思います。


大問1【問題1】 ここでは、①から⑩の10個の図形を3つのグループに分類する問題でした。


ポイントは、<資料2>のグループ分けの例がでています。


グループ/ 図形番号/ グループの特徴

Ⅰ /①②/ 図形にある頂点が2個以下のもの

Ⅱ /③④⑦⑨/ 図形にある頂点が3個以上で4個以下のもの

Ⅲ /⑤⑥⑧⑩/ 図形にある頂点が5個以上のもの


これは、頂点に着目して分類しています。

では、受検生はどのように考えたらよいでしょうか。


頂点に着目したのが資料2なので、頂点といえば、次に思いつくのは辺です。

なので、辺に注目した分類を考えてみましょう。


パッと見た感じで、①②⑦は、円と半円とおうぎ形 ということは、曲線(円周や弧)が存在します。

⑨も微妙ですが、曲線が存在しています。

これを1つ目のグループにしてみましょう。


ほかの図形を見ていくと、

③④⑤⑥は、正多角形を持つ図形だとわかります。

正方形 正三角形 正五角形 正六角形

なので、これをグループⅡにしましょう

グループⅢは、残りのものにしましょう。

⑧⑩になりますが、どちらも星形ですね

エクセルとかワードの挿入図形のところにもあります(笑)


なので、この3つのグループに分けて終了です。

あとは、その例を書いておしまいです。


解答例1

グループ /図形の番号/ グループの特徴

Ⅰ /①②⑦⑨/ 図形に曲線があるもの

Ⅱ /③④⑤⑥/ 図形に正多角形の性質をもつもの

Ⅲ /⑧⑩/ 図形が星形になっているもの

注:その他とかいう言い方はやめましょうね。


問題では、それぞれのグループの例も図で書きなさいとあります。

なので

グループⅠは、おうぎ形

グループⅡは、正八角形(角度は大体でもよいかと。)正七角形や正九角形

正十二角形などは書きづらいのでかける人が書くということでお願いします。

グループⅢは、星形ですが、⑧は先端が8本 ⑩は先端が5本の星なので

先端が6本のものを書くのがよいでしょう。

なぜなら、三角形を2つ重ねれば先端が6本できるからです。



この答えは、学校が発表している模範解答ではありません。

生徒が学校での学習内容をもとに最も時間をかけずに解くことが

できる考え方を考えてご紹介させていただいております。