毎月10ウン万、保育料で給料が消えた?!【これまでのこと2】
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花から始まる新しいワタシ発見ナビゲーター
キナケイコです
どうにか潜り込んだIT業界。でも、
最初は大変でした。
キャリアもスキルもない私は、修行も
かねて、当時業界トップの某企業に
いきなり出向となりました。
自宅からその企業まで、片道2時間。
朝7時前に家を出て、残業せずに帰社
しても最寄駅に着くのは19時ぎりぎり。
無認可保育園だけでは間に合わず
近所のママさんにシッターをお願い
したりして、
当初手取り20万も無いような状態な
のに、保育園とシッター代で
10ウン万消える始末。
ただここで目先の収入だけを考えて
しまったら、その先の収入アップも
スキルアップも望めない。
ここはお金を頂い勉強させてもらって
いる身、そう思ってひたすら耐えました。
そのかい？あってか、任されるプロ
ジェクトが徐々に増えていきました。
育児には母も借り出して頑張って働き
ました。
気が付くと連日のように終電・
タクシー帰り、場合によってはホテル
泊の毎日。
収入はスキルと残業時間が上がるの
に比例してどんどん上昇。
ITバブルということもあり、金銭的には
かなり景気が良かったのですが・・・
3年間働きに働いた結果、体を壊し
ました。
仕事のし過ぎが影響して、夫婦仲も
悪化し離婚もしました。
まあ離婚してもやっていけたのも、
エンジニアという職を手に入れて
いたからなのですが。
腹が立ったのが、体調がよくなって
転職活動をしたときのこと。
ある会社の面接で取締役がこの一言。
お子さんが病気した時とか、なんか
あった時はどうするんですか？
これまでの面接で過去の職歴を説明
してあったのにもかかわらず、です。
その場で
子供がいても残業も徹夜も出張も
いとわず働いてきたことは前の面接
でお伝えしていたはず。
それなのに会社の役員が面接でそ
んなことを質問なさるような会社は
私からお断りします。
と言って帰って参りました。
こんなんだから、女性が社会進出でき
ないんだ、って。
家庭を犠牲にしてまで実績積んできた
のにそれでも子供が家庭が、って
いったいナニ？！
超憤慨
というか、
そもそも子供を犠牲してまで働らく位の
事をしないと女性が認められない社会、
変ですよね。
疑問を持った時でした。
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エンジニアとして働いてきた生き方に