液晶ディスプレイにレオナルド・ダ・ビィンチを見る | 東京上京/まだ、生きてます。

液晶ディスプレイにレオナルド・ダ・ビィンチを見る

別に意識がもうろうとして、幻を見たわけじゃないです。

キャラクターのモデリングを始めたのですが、どうにもうまくいかない。
求めている形状にならないので、自分の腕を見ながらモデリングをしたのですが、それでもなんか違う。
悩んだあげく、自分の腕を3D的に感じる為に目を閉じて、手でその形状の流れを把握しながら作ったのですが、出来上がった方から腕の流れを見て、当然の事に気付きました。

人の肌を目に見えているのは皮膚表面。
でも、その皮膚を盛り上がらせたり、伸縮をさせたりと形成しているのは骨格と筋肉組織なのです。
デッサンの授業で筋肉を意識して描けと昔、言われたけどそれの重要性が今更になって分かりました。
そういう事だったんですな~、先生。

運動する物体を描く時、その仕組みを理解することは、リアリティを求める事においてテクスチャーに勝る。
と感じた次第です。

とはいえ、まだまだ、モデリングをするマウスには迷いが残ったまま。
こんど書店に行った時に、解剖学の本を見て筋肉と骨格の仕組みを勉強しよう。