__[生き方のstyle] 山崎大__

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__ご訪問、ありがとうございます__
瞑想・ヨガ・旅を切り口に、日々感じたことを綴ってまいります。
ページ上部のHOME・PROFILEも合わせてご覧ください。

  どうぞ、よろしくお願いいたします。

70余りの国々を旅し、出逢いと別れの中を通り過ぎてきました。



自然が生み出す光景、暮らす人々の営み。



出逢うほど、触れるほど、意識させられます。



「僕たちは、人間という名の動物。」 


 
自然の一部として、肉をまとい、地球に生を受けた。



いのちは生まれて、それから死んでゆく。


生死を繰り返し、少しづつ魂を上昇させてゆく。


氣がついたときには、名前が与えられていた。


その呼ばれる名前を、自分だと認識し、生きてきた。


そしてなぜか、死にたくないにも関わらず一様に死へと向かっている。


どうして、何のために、この世界に出てきたのか。











生まれたときには、社会が出来上がっていた。



社会という輪の中で、決められた役割を演じることができること。



それを期待された。



期待に、応えたかった。



でも、生まれ出たのは、地球という星の上。





自然の一部として、生を受けた。





誰かに決められた役割を演じるように、出来ているわけじゃない。





地球に生きるいのちには皆、終わりが訪れる。



誰もが、必ず終わってゆく。



終わりに向かう道の上を、今日もまた、歩んだ。



歩み続ける。



この世界は、歩み続けることしか出来ない世界。



今日も、歩まねばならない。



だとしたら、大好きな道を。



どこかで歩む道が出逢うときは、どうぞよろしくお願い申し上げます。









Amebaでブログを始めよう!

長らくお世話になったアメブロですが、過去記事全部別のブログへ引っ越すことにしました。

今後は、こちらへお願いいたします☆


こんにちは。

Tamakara yoga~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。



クラスでは、いくつかの呼吸法を毎回のように行っています。



呼吸法や瞑想を毎回のように行うことの奥には、「不安や緊張から開放され、この世界をより自由にのびのびと生きる」ことに繋がってゆくと個人的に確信があり、内側が外に表現することを求めているからです。



心配性で精神的にも落ち込みやすく、加えて毎日下痢氣味であったわたしでしたが、現在は以前より心配は少なくなり、落ち込んでもすぐ回復し、日々快便です。



心配事の数と、落ち込みやすさや回復のしやすさ。そして毎日快便かどうか。


これらは、実のところかなり連動性があるとわたしは感じています。


今回は、同時にそれらを快方へ向かわせる呼吸法の紹介をさせてください。




多くの呼吸法への応用が効き、継続することでの恩恵も多大な「クンバカ呼吸法」を今回は綴っていきたいと思います。



クンバカ呼吸法は、「息を吸い上げて止める」ところに一番の特徴があります。


息吸い上げて止めているとき、一番力がこもる場所が横隔膜であり、横隔膜を鍛えてゆくにはとても効果的な呼吸法となります。


「息を吸い上げて止める」と同時に「肛門の締め上げ」も行っていきます。


肛門の締め上げを行うことで、骨盤を下から支え、息を吸い込みながら横隔膜を下げてゆくことで、腹圧が高まり内臓が圧縮されたような形となります。


これは実際にクンバカ呼吸を試し、実感してみてください。


クンバカ呼吸を始めた当初は、横隔膜がさがってゆく感覚が掴みにくいかもしれませんが、一月も続けていれば手に取るように分かってくると感じます。


息を吸い込み、横隔膜を下げ、肛門を締め上げたときに腹圧が高まっていきます。


横隔膜から肛門(骨盤底)まではパワーハウスと呼ばれ、まさにエネルギーが生まれる場所だと感じます。



パワーハウスの中心は丹田となると感じており、「丹」とはエネルギーのことであり、「田」は溜る場所と文字の示す通り、お腹が力の出所であることは、言葉からも疑いの余地がありません。



また肛門近隣の筋肉は、仙骨の動きを総括しており、仙骨の位置を整えてゆくためにも肛門の締め上げを続けることは非常に効果的だと感じます。


今回詳しくは割愛しますが、仙骨は仙人の骨と書くように、あらゆる骨の中でも神秘に満ちており、その実態は現在も分からないことが多いと言われてはいますが、仙骨は間脳にも直結しており、また大腿部から親指まで仙骨神経叢を基軸として太い神経が通っています。



頭が冴えなかったり、足の指の動きが芳しくなかったりという方は、仙骨を刺激すると快方に向かうと感じます。




その仙骨の動きを総括し、場所を定めてゆく肛門周りの筋肉は意識していて損はありません。



また、肛門は生きている以上、締まっているのが常です。

死んだときにのみ、ゆるむ筋肉です。

つまり、肛門が締まっていることは生きている証。

生きている証を更に締めてゆく。

それは、もっと生きるということであり、生命力を高めてゆくことだ。と言われています。





横隔膜を下げると同時に肛門を締めてゆく。


この行為による恩恵はまだまだ続きます。




横隔膜を下げ肛門を締め上げてゆくと、腹圧が高まり、内臓が刺激されます。



内臓は、それぞれが膜で覆われています。

内臓の動きが芳しくない場合、内臓と内臓はそれぞれの膜の間に癒着が生じていると感じます。

腹圧を高め、内臓を刺激し、内臓と内臓の間の膜同士の癒着をはがしてゆくことは、内臓の血流を高めることはもちろん、ナウリ浄化法へ続く道でもあります。



また腸がダイレクトに刺激されることでセロトニンが分泌されます。

セロトニンは、しあわせを感じることと関係の深いホルモンですが、8割りが腸からつくられていると言われています。



また腸は脳と形が似ていることからも、脳と関わりが深いように感じます。

腸が動いているとき、脳は動きが鈍くなり、腸が休んでいるとき、脳は活発に動きます。

食べ物を食べると眠くなり、断食後や空腹時はひらめきが多いことからもうなずけることだと感じます。



腸を刺激し、活発にさせ、良く休んで頂くことは、脳に良いのだと感じます。




また、瞑想は呼吸の深まりと連動して深まってゆくと感じますが、瞑想が深まってゆくとき呼吸が停止しているような状態になることがあります。



瞑想は、死を知るための道でもあるという方もおられますが、完全に意識のみの領域へ入ってゆくためそう言うのかと感じます。

「いしき」から息を引き取ると、「し」となり、息が止まった後の意識は、死の領域へも旅ができるのではないかと言葉からも感じています。


瞑想時に息が止まったようになることと、クンバカで意図して息を止めることは全く別物ですが、呼吸を深める横隔膜を育てることのできるクンバカ呼吸法は、瞑想を深めるためにも役立ちます。




ヒマラヤ山中でクンバカを教えてくれた氣功家のチョイさんは、クンバカのことを「オウギ」だとして教えてくれました。


「誰もができる。ただし、誰もが3日で忘れてしまう。続けることができたらそれが奥義となる」と教えてくれました。


その教えを守り、半年が経ったある日、はっきりとその効果が手に取れる出来ごとへクンバカは導いてくれました。






わたしたちの身の回りには、おかしなものが溢れています。

3日で資格が取れます。50万円。

一週間で身につきます。100万円。

一日で即座に手に入ります。万円・・

という、どうしようもないものが蔓延しています・・


そういったものに飛びつくのもこの世界の楽しみの一つなのかもしれませんが、確かなものこそ時間がかかるのだと思いますし、確かなものこそシンプルなのだと個人的には思っています。


長々とクンバカ呼吸法の効能を綴りましたが、これからもクンバカを続けて行きたいと感じています。

お金も殆どかかりませんし、続けることで着実に登っていける道だと感じます。

ピンと来た方いらっしゃいましたら是非、日々の中に取り入れてみてください。

伴により自由になる道を歩めたら幸いです。


長いにも関わらず、最後までお読みいただけましたこと、感謝申し上げます。




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こんにちは。

Tamakara yoga~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。



最近クラスにご参加いただいている方々から、精神面や体の調子が良くなってきたという声を聞くことが増えてきました。



とてもうれしく、日々の中に瞑想を取り入れて頂けていることに感動を覚えます。


大げさかもしれませんが、生きていてよかったと感じます。




瞑想とは、
「肉体がこの世界を体験するための入れ物であり、本体が意識であることに氣がつく時間」
とわたしは捉えており、肉体を完全弛緩させることで、意識で存在している状態へ近づけていけるようクラスでは瞑想を誘導しています。



社会生活を営んでいれば、目を開いて生きることが常であり、目を閉じて数分を過ごそうものなら即クビになれるという激しさを備えている日本社会。

なんともすてきな所に生まれてきたものだとつくづく思います。



そんな日本に今こそ瞑想は必須!という確信のもと活動をしております。



「肉体がこの世界を体験する入れ物であり、本体が意識である」
とさらりと綴ってしまいましたが、肉体が入れ物であるという感覚をより鮮明にイメージする為に、今回は機動戦士ガンダムを例に挙げさせてください。



ガンダムを例に挙げますが、わたしは大層なガンダム音痴ですので、ガンダムを知らない方も氣兼ねすることなく読み進めて頂けたらと思います。


ガンダムにお詳しいガンダムマスターの方は、お手柔らかにお読みいただけたらありがたいです。






機動戦士ガンダムは、モビルスーツと言う乗り物に人が乗り込んで、ドラマを繰り広げてゆく物語です。


わたしは、このモビルスーツがわたしたちの肉体であると感じています。



☝モビルスーツ 左がザク(弱い)右がガンダム(強い)



モビルスーツにはそれぞれ特徴がありますが、実際に動かすのは乗組員です。



わたしたちの世界では乗組員が、意識であり、肉体というモビルスーツに意識が乗り込んで動かしています。




どんな上等なモビルスーツも乗組員がぽんちゃんであれば、大した活躍はできず、あまり芳しくないスーツも乗組員が強力だと活躍できるのだと感じます。






☝強力な乗組員シャアが乗ったザクがガンダムをやっつける




恋愛シーンも機動戦士ガンダムに出てくると思いますが、恋愛するのはあくまでも乗組員同士であり、モビルスーツ同士ではありません。


モビルスーツ同士で恋愛していたらちょっと嫌です。




あくまでも主役は乗組員であり、わたしたちの世界で言えば意識であると思います。



「肉体がわたし」と思っていらっしゃる方は、モビルスーツの乗組員が熟睡したままか文字通り意識不明状態で操縦している状態だと言えると思います。






一度モビルスーツのパワーをOFFにし、乗組員として活動してゆくのがわたしたちの世界では瞑想となるのではないかと思うのです。



ですので、瞑想に入るためには、肉体は完全弛緩(OFF)する必要があります。



乗組員に戻って、本来の任務や役割を確認し、もう一度乗り込んでゆく。



ガンダムにおいてもこのような事はとても大切で、モビルスーツに乗り続けていては乗組員も参ってしまうでしょう。



瞑想せず、体調や精神が何だか芳しくないと感じる方、それは弱いのでもなんでもなく仕組みなのだと感じます。



瞑想をし、意識である本体に戻り本来の任務を思い出し、再び肉体へと乗り込んでゆく・・




補足ですが、
瞑想をするだけで、意識はクリアになり体の不調は回復に向かっていきます。
脳も活性化し、続けることで不安を感じる扁桃隊は縮小し、直観を司る前頭葉や松果体は肥大化し、右脳と左脳のバランスを司る間脳は太くなっていきます。
これらは実験でも証明されていますが、わたし自身も身をもって自身の脳が物理的にも変化していった過程を体験しています。




一度、本体に戻ることがとても大切なことなのだと感じます。




ドラクエ5でゴレムスが最後に覚えた最高の回復技も「めいそう」でした。ドラクエは知っていたんだ。すげー。

ゴレムス





最終的にガンダムとは無関係なゴレムスまで登場させてしまいました。
そんな中でも、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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こんにちは。

Tamakara yoga~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。


GWのまっただ中の今日、こちら安曇野は晴天の中、猛烈な南風が駆け抜けています。


記憶によると今日は雨予報だったかと思ったのですが、風さんのお陰で大晴天です。


お出かけを楽しまれている方々にとって、氣持ちのよい日となるのかな。

清々しい日をどうぞ楽しまれますよう。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



先日、「たまからyoga」の交流会として「魂と体をつなぐハヤシライス」略して「タマカライス」というイベントを開かせて頂きました。


月曜クラスをマネジメントして頂いている着物着付師「equinox」さんと話している際に、「交流会しよう!」と急遽思いつき、数日後に開催となりました。


開催まで数日にも関わらず、多くの方にお越し頂け、みなさんで料理したりセッティングしたりと、手作り感満載な空間と料理で、とても楽しいひと時を頂きました。




みなさんと準備している中で、感じたことがありました。





「僕がやりたかったことは、きっとこういうものなんだ」

みなさんとやりとりしながら、確かにそう感じていました。







初めてお逢いする方々が、何かしらの巡り合わせのもと一つの場所に居合わせて。


個と個であったものが、出逢い、触れ合いながら、重なりながら、溶合ってゆく。





初対面のぴりっとした「氣」が流れる瞬間。


イベント終了後の滑らかなここちよい「氣」が流れる時間。





間には、それぞれの「氣」のやり取りがあって、すこしずつすこしずつ溶合って、調和へ向かってゆく。




調和した後は、とてもとても心地がよくて。


それぞれの「氣」がそこではもう繋がっていて。


不安は、安心へとその姿を変えている。





そんな時間を、たくさんたくさん作りたい。



そして、ひとりでも多くの方が警戒することなく、怯えることなく、人と「氣」の交流を楽しんでいただきたい。





そう感じました。






「わたしが行ってもいいのかしら?」


「場違いだったらどうしよう・・」


「変な人って思われたら嫌だな」


「嫌われたくない」


「無視されたら・・」




知らない人が居る初めての場所に行くときに、多くの人が抱くようなそんな想い。




そんなもの、すべてぶち破って、打ち捨てて、「あなたはここにいていいんだ」って心臓を貫くような大声で伝えたい。




そんな想いが僕にはあります。




でも、一筋縄じゃいかないんだよね。




とても人見知りで、人と関わることに臆病で、目もろくに逢わせることができなかった僕には、それがよくよく分かります。





「場違いだったら・・」
と思うのは、あなたが誰かを「場違いだ」と思うから。



「変な人って思われたら・・」
と思うのは、あなたが誰かを「変な人」と思うから。



「嫌われたら・・」
と思うのは、あなたが誰かを「嫌う」から。



そして、それらの奥には、紛れもなく過去に「傷ついた記憶」が眠っています。




僕たちは「人にどう思われるのか」を氣にします。



その「どう思われるのか」という目は、紛れもなく、「あなたが他人を見ている目」



同じ目で、自分自身を見ています。



目は、過去により作られ、全自動で動きます。


目は、全自動に瞬時に、判断しています。

目は、分析し、相手を見定めています。


その目を、ゆるめてゆく。


その目を、見つめて解いて、奥にある目が作られる元となった記憶へと帰ってゆく。


そして、本当のあなた自身の目と繋がってゆく。


その過程そのものを癒しと呼び、僕が瞑想と呼んでいるもの。




大切なのは、「人にどう見られるか」ではなくて、「人をどう見ているか」



目が変われば、より自由になれる。

自由につながってゆける。



「魂と体をつなぐyoga」


yogaとは、「つなぐ」という意味。



「魂と体をつなぐつなぐ」

連続しています 笑



余程、つながりを大切にしたいのでしょう。


つながりの大切さを知ったのは、分離を体験したから。


もう、分離の時代は終わっていい。


瞑想もyogaも「自らを知り、自らと繋がり、人と繋がってゆく」その道の上にあるものだと感じます。



玉ねぎの薄皮をはぎ取るような、氷の塊を徐々に溶かしてゆくような、そんな道なのかもしれません。



道の上にころがる恩恵は、つながりであり、感動であり、充実であり、仕合わせ。



繋がって、仕事を合わせ、しあわせ、充実、感動。



多くの方と伴に歩むことができたらそれはより最高の道となる。

そう感じています。


「魂と体をつなぐハヤシライス」
とてもとてもすてきな時間を頂きました。

今後も繋がってゆけるイベントを発信できたらと思います。


そして一歩一歩自身と向き合い自身と繋がってゆく「瞑想・yoga」もより確かなものとして発信します。

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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こんにちは。

Tamakara yoga~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。



前回のブログで、様々なことを教えて頂いた氣功家の「チョイさん」について綴りました。



氣功家のチョイさんが「ディスイズ、オウギ」とお伝えしてくれた呼吸法を最近「ナウリ浄化法」のクラスで扱っていました。


氣功家のチョイさんがなぜ、奥義と言う日本語を知っていたのかは兎も角として、個人的にもとても効果を感じている、その呼吸法を今日はこちらに表現させて頂こうと思います。



よろしくお願いいたします。



では、いきます。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


師匠であるチョイさんは、韓国で20年程氣功を学んでいたようです。



そのチョイさんが、奥義だといい、さまざまな事柄の中で特に重要だと教えてくれた呼吸法が「クンバカ呼吸法」となります。


チョイさん自身は、「クンバカ呼吸法」という単語は使いませんでしたが、僕がその後様々な呼吸法を調べてゆくうちに、チョイさんがお伝えしてくれたものが、インドのヨガに伝わっている「クンバカ呼吸法」であることが分かりました。




蛇足ですが、チョイさんのお家には、「ウジャイさん」と「ナウリさん」というおばさんがチョイさんの奥様と伴にくらしており、毎日の様に僕は彼女たちにお世話になっていました。


後々、呼吸法を探究してゆく中で、「ウジャイ呼吸法」や「ナウリ呼吸法(浄化法)」と出逢い習得してゆくこととなっていきます。



おかしな話のようですが、人の名前や土地の名前を初め、出逢う人の言葉、行動、そういったものが大いに進む道の導きとなり、瞑想修行の旅を続けていきました。



話しても一笑されてしまうような導きですが、確かな手応えは日を増すごとに自身の中に積まれてゆき、人知れず僕はこのような日常に散りばめられたヒントを重要なガイドと捉えていくようになっていきます。



まるで、見えない天使のような何かが、僕の日々にさりげないガイドをそっと置いてくれているような感覚です。




話をクンバカ呼吸法に戻します。


チョイさんがオウギと呼ぶクンバカ呼吸法、この呼吸は、普段意識しない部分を大いに活用します。



まず、「息を止める」ことを使います。



意識的に「息を止める」ことができるのは、動物の中で人間だけのようで、「息を大きく吸い込んで止める」時に、呼吸筋である横隔膜は最大の緊張状態となります。


力がめいっぱいこもっている状態です。


ですので、横隔膜を鍛えるにはとても適切な状態です。




次に、息を止めた状態を保ちながら、肛門を締め上げていきます。



肛門が絞まっていることは、ヨガの世界で「生きている証」と言われます。



生き物は生きている間、ずっと校門は閉まっており、死んだ時、完全にゆるむようです。



「生きている証」である肛門の締まりをより強化することは、「もっと生きる!」ことであり、「生命力を上昇させる」ことだとされています。



そして、横隔膜を使い息を吸い込み、お腹が膨らんだ状態で肛門を締め上げてゆくと、腹圧が高まり、様々な効能が姿を現してゆきます。





チョイさんは言っていました。


「ティスイズ、オウギ!」

「オウギイズ、ベッリイーー、シンプル!」

「エブリワン、ポッシブル!」

「バアット!!エブリワン、フォゲット、ウィズインスリーデイズ・・」

「ソー、ティスイズ、オウギ!」



簡単に訳すと、

「奥義はとても簡単で、誰でもできる。けれど、誰もが3日で忘れてしまう。だから、奥義なのだよ。」

となります。


「バアット!!」と特に強調するあまり、つばを飛ばしてきたチョイさんを可愛らしく思い出します。


教えてもらって3日目で僕も忘れかけましたが、その都度チョイさんが指でおしりの穴を閉めているジェスチャーをしてくれたので、続けることができました。


「ダイ san、グッモーニン」

「ダイ san、グッナイ」

と挨拶に交え、おしりの穴が絞まっているか?とジェスチャーを送り続けてくれたチョイさんには、本当に頭が上がりません。



僕を知る方はお氣づきのように、僕は元々線が細く、どちらかと言えば虚弱体質でした。

お察し頂いた通り、何かあればすぐに下痢をしてしまう、神経過敏な面がありました。

緊張しやすく、動揺しやすい性格でした。

そんな自分の側面をどうにかしたくて旅に出たという部分も少なからずありました。



クンバカ呼吸を続けて6ヶ月あたりから、下痢とは一切縁が無くなりました。


そればかりか、インドの生水を飲んでも平氣になるほど、内臓が変化し、これには自分でも驚いています。


人前に立つ日の前は、下痢に苦しみ、緊張して声がうわずることも多かったことがかつてはありましたが、今では適度な緊張を心地よく楽しめています。


もちろん、全く緊張しない訳でも驚かない訳でもなく、人と比べてどうこう言えることはないのですが、かつての自分とは比べ物にならない程の恩恵を確かに頂いている実感があります。



また、氣分が安定しました。


もちろんバイオリズムの中で落ち込む時もあるのですが、長くても半日で切り替わり回復します。

かつては一週間ほど一つのことが氣になり引きずっていたことを思うとこちらも驚く程の変化です。



クンバカが日常にとけ込み、一部分となりながらも今も時々忘れています 笑

皆さんと伴に、クンバカ呼吸法を続けてゆくことでの恩恵を伴にできたら嬉しいです。
チョイさんも、きっと嬉しいです。


最後に、クンバカ呼吸法のやり方を動画として張っておきます。



よろしければ、動画と伴に呼吸してみてください。

慣れてきたら、手を当てずとも意識だけで、いつでもどこでもやって頂けたらと思います。

こちらを続けることは、「ナウリ浄化法」への道にも繋がっていきます。

「ナウリ浄化法」の習得を目指されている方には、とくにお勧めしたいものとなります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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