お加代の独り言

 

 先日 ひょうんな事から名古屋の有松絞りの講演会を聴くことになりました。

 絞りの講演会 

めったにないのでと勧められて。貴重な事のようです。

 

江戸時代 名古屋でこの絞りが 盛んに縫われるようになり、

 NHKの大河ドラマ 軍師菅米兵衛で、岡田淮一さんもこの有松絞りの着物を着ていたようです。

  かのこ絞り 1反で、15万個の絞りがあり、2年かかるそうです。

    気が遠くなります。

   後継者不足との事です。

    平均年齢85歳で、その内有松絞りは、無くなると言われてました。 

 

  また、きんさん、ぎんさんも幼い頃から針を持ち それぞれ かのこ絞り ひよこ絞りを専門にひたすら手を動かしていたとの事です。

 

あっーだから100歳過ぎても頭がしっかりしていたんですね。

  

   鎧段絞り 嵐絞り 養老絞り 雪花絞り 日の出絞り

   むら雲絞り 日の出絞り 鹿の子絞り ひよこ絞り クモ絞り

  竜巻絞り ・・・・

 

    世界には、100種の絞りがあり、そのうち75種が日本の絞りで、

  有松絞りは、約70種類もあるとの事でした。

   (かのこ絞りは、厄除けの意味もあるようです。)

 

 

 

  さて、お加代 頭の訓練のため、ひたすら 運針をしていますが、

 本物志向のYちゃんが、京都にある

 針専門店の

 

みすや忠兵衛の針セットとフランス刺繍針を送って下さいました。

 

  丁度 菜々子の浴衣に巻く帯が ほつれていたので

四ノ二 の針でくけてみました。

 

  布通りが とてもいいです。

   針も用途に合わせて選び使うようです。

   今まで、針らしきものであればいいと いい加減に選び使ってました。

これからは、きちんと縫う内容により 針を選らばなくっちゃ・・・。ね。

 

 弘法も筆を選んだはず・・・。爆  笑