信念と愛情ある教育とは | 池津権太.com

信念と愛情ある教育とは

戦後間もない頃、元特攻隊の九州男児の小学校教師。宿題を忘れた男の子も女の子も一列に並べてビンタ。しかし信念と愛情をもって指導していたので、父母から苦情は出なかったそうです。

 

校舎の電灯のスイッチを入れると火花が出るのが楽しくて、みんな遊んでいました。ある日、それが原因で学校が火事で全焼してしまいました。消防署の人が来て「電灯のスイッチに触った人は?」と聞いたとき・・・

 

みんなが下を向いて黙っているのに、その先生のクラスの子たちは正直に全員が手を上げたそうです。嘘をつくなと日々教わっていましたから。

 

親や兄弟殺し、仲間殺しが毎日報じられるこの頃、教育の原点を考えさせられます。