小学校で英語教育! いったい必要でしょうか? | 池津権太.com

小学校で英語教育! いったい必要でしょうか?

小学校で英語教育が展開されそうです。賛否両論ですが、みなさんはどうお考えでしょうか。

 

池津権太は不要論です。まずは読み書きそろばん(計算)をしっかりたたき込むことが必要だと考えます。国際言語である英語の重要性は認めます。しかし、英語は道具です。道具を使うことよりも、話す中身、人格形成が優先するのではないでしょうか。

 

日本の教育ではここ数年、「ゆとり教育」という大罪が行われました。石油などの資源がなく、裕福になり人件費が高くなった日本の生きる道は、知的集約産業しかありません。必死に勉強して、高度な産業で世界と戦わざるを得ないのが日本の宿命です。

 

ゆとり教育の失敗を認めた文部科学省、失地回復しようとよく考えずに小学校での英語教育をぶちあげた・・・という感があります。失敗の上塗りになりそうな気がして仕方ありません。