今回は、近畿日本鉄道道明寺線の大和川橋梁です。
近畿日本鉄道道明寺線の道明寺～柏原南口間にあって一級河川大和川を跨ぐ橋梁です。
11連の上路プレートガーダー橋で長さ216.4m。
日本土木学会による「現存する重要な土木構造物2800選」に選ばれています。
河陽鉄道の手によって明治31年に開業した現在の道明寺線。
現在の近鉄の路線の中で最古級の橋梁です。
左岸上流側からと右岸下流側から。
開業当時は橋脚は鉄管柱でしたが、昭和12年に補強され、
現在のものは平成12年にコンクリート橋脚に改築されています。
右岸にある道明寺3号踏切より。
右岸は国道25号線を挟んで柏原南口駅があります。
すぐ上流は支流の石川との合流点。
しかも、河内平野を北へ流れていた旧大和川を現在の流路に付け替えた起点付近に当たります。
鉄橋のすぐ下流には柏原洗堰があるため流れが淀みます。
この日はとてもいい天気だったので水鏡もできました。
最後は扉の写真のタネあかし。
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