今後の営業方針について | 池の平の管理人ブログ

今後の営業方針について

       

被災地でない人たちにできることは「募金」と「普通の生活」です。
 
自粛により経済活動を停滞させることは、
多くの人の生活を破壊する可能性があります。
前向きなマインドをもって、消費をしましょう。
笑顔をとりもどしましょう。 

そして、できる限り多くの募金をしましょう。



これが、被災地を復興に近づける策である と考えていますし
ここ数日、それを訴えてきました。

池の平としても
直接的に被災地や準被災地に対して物理的な負担をかけない
範囲であれば、通常通り、
スキー場も営業をするべきであるというポリシーを
掲げておりました。

地域経済を支える気概をもって、
努めていつもの振る舞いをすることが大事だとも考えていました。


しかし。

昨晩、4月末までの東京電力管轄の計画停電が発表され
首都圏・近県のガソリンが不足しているという
物理的な問題が明らかになりました。

また、本日、東北電力の計画停電が予定されていることが
発表されました。(新潟県は東北電力管轄です。)

スキー・スノーボードをすることが不謹慎だという思いは
ありません。 
屋外で過ごすことは節電になるとすら思っています。

ですが、

東北電力の計画停電が決まり次第
スキー場の営業が難しくなること。

ガソリンの給油制限が続く限りにおいては
妙高に来させるという呼びかけが
他の方々の生活に直接的に負の影響を与えること。

また、予約状況や代替案などお客様への影響。

そして、予定の変更を頂くようであれば早めの決断が望ましいこと。

などを考慮しまして、

下記の営業方針で運営することを決定致しました。
どうぞ皆様、ご理解のほどお願い申し上げます。

***池の平温泉スキー場 今シーズン営業予定***

3月15日~18日 営業休止

3月19・20・21 営業  リフト1日券 2500円
白樺カプセルペアリフト アルペン第1リフト

3月22日~4月3日 営業休止

*尚、シーズン券や前売り券をお持ちの方は
杉の原スキー場が受け入れを承諾して頂きました。
リフト券窓口にシーズン券をご提示ください。

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また、妙高内では節電を考慮し、リフト本数を減らしながら、
杉の原・赤倉観光リゾート・赤倉温泉が運行を表明しております。
他のエリアでも多くのスキー場が営業を継続しております。

各スキー場とも
雇用等も踏まえながらぎりぎりの判断を迫られております。

地域経済を支えるという気概をもって、
各々が判断していることです。

復興を強く願う気持ちは同じです。
結論は違えど、
批判することなくそれぞれの意思を尊重してください。

プロスノーボーダーの皆様もその影響力を自覚して、
各々が復興に向けての貢献を模索しております。

池の平で復興チャリティーイベントを開催してほしい
という連絡も数人のライダーから頂きました。

弊社としては、ガソリンの給油制限がなくなった時点で
節電等そのほかの影響に最大限に配慮しながら
池の平を介した仲間を一同に集めて、
復興に対しての貢献ができることは
望ましいことだと思っています。

その際にはどうぞ皆様、ご協力お願い申し上げます。

繰り返しますが。

普通の生活をすること。 

そして、できる限りの募金をすること。

これが復興への近道だと思います。

どうか皆様、努めて明るく前向きにいきましょう。
笑顔を取り戻しましょう。

そして、意見の相違を乗り越えて、傷つけあうことなく、
手と手を取り合って、より多くの人の幸せを取り戻しましょう。