友達シリーズ続きます。
カニ座の友達
高校の友達のMたんの
大学の友達りょーちゃん。
まだ2人で遊ぶことも
そこまでじっくり話すこともなかった
ただの友達の友達だった頃の話。
ある日小倉で遊んでいると
りょーちゃん終電逃し
Mたんち改装中でお泊りNG…
ちょっとドキドキしながらも
「うち来る?」
と声を掛け
初めてじっくり話した私たちは意気投合し
朝の6時まで夜通し語りましたとさ。
翌朝、あり合わせの材料で作った納豆うどんを
「おいし~」
と言ってモリモリ食べてくれて
また1日遊んで
「んじゃ、今度はこの話の続きから~」
とりょーちゃんは高速バスに乗り込みました。
数日後
「あのうどんの味付け教えて。」
とメールが来て
え!?ってびっくり。
なんて…なんて素直なの。
りょーちゃんの「おいしい」は
本当に「おいしい」で
りょーちゃんの「楽しい」は
本当に「楽しい」だった
私…真に受けやすいから
社会にはお世辞とか社交辞令とか
色々なことがあるから
傷つかないように
気をつけなくっちゃ。
そんな風に
変に壁を作っていた時期でした。
それからもりょーちゃんには
誰にも言えなかったことも話せたし
いつも2人同じ時期に
同じようなことが起きて
うまく言葉にできない気持ちの時も
なんとなくりょーちゃんの声が聞きたいからって理由だけで電話して、朝まで話したり。
素直なりょーちゃんのおかげで
私も少しは素直になれた気がします。