ジャズ演奏のテイストは属人的 | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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ジャズ演奏のテイストは属人的

演奏を終えて…

ボーカリスト「今みたいな演奏にするには何と説明したらいいですか?」

ピアニスト「また私を呼んで下さい(^○^)」

演奏の指示をする際、
単語で口頭指示したり、
楽譜にコードを記載するだけで、
完全に思い通りの演奏になる、
と勘違いしている人が多いです。

以前にもひとつの例を紹介しました。

「コード進行が違うのですか?」 ~ リードシートとは(ボーカル編)


もちろん、口頭指示の仕方、楽譜の記載方法で
より明確に意図が伝わるようになる可能性はあります。
このブログでもいろいろな用語、テクニックについて紹介していて、
それらを知ることももちろん重要です。

しかし、
ジャズの演奏は、演奏者の個性が色濃く反映される音楽だと思います。

同じ楽譜を見て、同じ説明をしても
出来上がる音楽は大きく変わります。

冒頭の例のように、
小手先の説明で変えることの出来ないものも多いです。

ジャズ演奏のテイストは属人的という意識が必要でしょう。


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