指示について 〜 (5)手段 (ii) 口頭での説明 | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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指示について ~ (5)手段 (ii) 口頭での説明

手段 (ii) 口頭での説明

<長所>

相手の反応を見ながら説明出来る。

抽象的説明、あいまいな説明がしやすい。

<短所>

具体的内容を伝えづらい。


口頭での説明も不可欠な手段です。


言葉での説明もありますが、

擬音で雰囲気を伝えることも出来ます。


長所としては、

相手の反応を見ながら、

説明を補足したり、変更出来ること

が挙げられます。


また、楽譜に書いてあることでも、

注意点について再確認することで

演奏中の事故を減らす効果もあります。


抽象的であったり、あいまいな内容は

楽譜に入れ込みにくいので、

口頭での説明に向いています。


ただ、

抽象的、あいまいな内容の指示は

受け取る側の解釈に幅が出てくることは

念頭に置かなければなりません。


それを許容出来ない場合は

指示の方法を変えるか、

追加の説明を加えるか、

などの次の策を考える必要があります。


則ち、これが短所といえます。


具体的な指示であれば、

楽譜に記載する方が適切であるケースがほとんどでしょう。


長々とした指示を聞いていると、

"それ楽譜に書いてよ"と思うことがしばしばです。


長々と説明して、

仮に直後は出来たとしても

本番には忘れます(^▽^;)


指示について ~ (3)指示の"ベストミックス"を考えましょう

で説明した通り、指示の組み合わせが大切です。



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