テンポ出しの練習 〜 セッションレッスンでの取り組み(5) | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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テンポ出しの練習 ~ セッションレッスンでの取り組み(1)

テンポ出しの練習 ~ セッションレッスンでの取り組み(2)
テンポ出しの練習 ~ セッションレッスンでの取り組み(3)
テンポ出しの練習 ~ セッションレッスンでの取り組み(4)
に続きその5。


カウントは演奏の一部です。

「ワン、トゥー、スリー、フォー」と言う時点で

既に演奏は始まっています。

カウントのための助走をしっかりとるようにしましょう。

私のセッションレッスンでは、

(1)テンポをイメージして

(2)腕を振り始め

(3)口頭で「ワン、トゥー、スリー、フォー」と言う

の順番を意識して練習しています。



カウントの巧拙でその方の演奏のレベルは概ね想像出来ます。

演奏を開始するために大切であることは言うまでもなく、

テンポ出しが上手に出来るようになることは

ジャズの演奏の向上にも資することになります。

( もちろん楽器自体が上手くなるには楽器の練習が必要ですが(^▽^;) )


あまりテンポ出しが上手ではない方は

"不用意に"カウントを始めてしまう傾向があります。


具体的には、

テンポをイメージ出来ていないにも関わらず、

腕を振るのと同時に「ワン、トゥー、…」と始めてしまします。


そうではなく、

まずテンポをイメージし、

そのテンポで腕を振り始めます。


そして、

のって来たところで、

口頭で「ワン、トゥー、ワン・トゥー・スリー・フォー」

と言います。


口頭でのカウントの"助走"部分は

もちろん長過ぎない方が良いですが、

きちんとテンポを出せるよう、

焦らずに確認する余裕は必要です。


過去の記事もご参照下さい↓

http://ameblo.jp/ikedasatoshi-b/themeentrylist-10069397291.html


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