改めて申します。「ワンハーフ」は使わないように! | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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比較的コンスタントに「ワンハーフ 音楽用語」という検索ワードにて
拙ブログを訪れて頂いております。

ジャズの演奏において「ワンハーフ」という用語が非合理的であるか、

ということについては以前のブログで説明申し上げました。

「ワンハーフ」? ~ 不思議な用語
ジャズには「ワンハーフ」という音楽用語はありません!


私も時々調べていますが、きちんとした説明に出会うことはありません。

上記ブログ記事にて内容については説明し尽くしているので、

特に付け加えることはありません。


これでご納得頂けていればたいへん嬉しいのですが、

それでも疑問に思われている方もいるかもしれないので、

「ワンハーフ」の"出自"について考えてみました。


いろいろ調べてみて、あくまでも推測なのですが、

恐らく「ワンハーフ」はテレビなどで使われる用語として出来たのだと思われます。



放送時間の制約がある中で、フルコーラス歌う時間が無いときに、

1番を歌ってあとサビをもう一度だけ歌う、という場合に使われているようです。


もちろん英語としては変ですが、それなりに合理的であるとは思います。


しかしそれは、歌謡曲の場合は間奏が所与であるから成立するのであって、

ジャズの伴奏者に指示することを考えると、ほとんど意味をなしていません。


繰り返しになりますが、

ジャズには「ワンハーフ」という音楽用語はありません!

変な用語を使って業界人気分になるのはやめて、

説明すべき内容を把握して、"文章的"に説明するように心掛けましょう。


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あと「150P」(ワンハーフピー)という音楽プロデューサーさんがいらっしゃるようで、

これも「ワンハーフ」の検索ワードがある要因であるかもしれません。


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