ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ
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今回は「Lullaby Of Birdland」。
定番曲ですが、エンディングで転けるケースが多いです。
ズバリ要因は、自身が歌いたいエンディングのイメージと楽譜(説明)に齟齬があること。
そして、他の曲であれば 伴奏者がその齟齬をカバー出来ることもあるのですが、
この曲についてはそれが難しいことが要因です。
いくつか曲集を当たってみて、
いずれを見ても、何の考えも無くそのまま写しただけでは、
必ずしもボーカリストの意図通りの演奏にならない可能性が大きいと思いました。
(たまたま合う可能性もありますが。)
ではどのような歌い方がなされているか、分類しながら聴いてみましょう。
<1>
前テーマも後テーマも「all because ↓ we're in love ↓」と降りてくるタイプ。
Sarah Baughan
http://www.youtube.com/watch?v=x8cFdZyWOOs
Mel Torme
http://www.youtube.com/watch?v=CpcPBt2SO5E
<2>
前テーマは「all because ↓ we're in love ↓」と降りて、
後テーマは「up above~~~~↑ all because~~ we're in love ↓」
と伸ばして終わるタイプ
Ella Fitzgerald
http://www.youtube.com/watch?v=UY8zK4R9oE8
Nikki Yanogsky
http://www.youtube.com/watch?v=z9fNgIKsvP8
Amy Winehouse
http://www.youtube.com/watch?v=qHiGWVHLLms
<3>
「we're in love」が「when we kiss!」と同じメロディー(もしくは類似のメロディー)
少しずつメロディーに変化があります↓
Micheller Myrtill
http://www.youtube.com/watch?v=YPMLoiVg5yo
後テーマに「we're in love」が無いですが↓
Cris Connor
http://www.youtube.com/watch?v=HauOcqSFjnE
凝ったアレンジですが、骨格はこのタイプ↓
Dee Dee Bridgwater
http://www.youtube.com/watch?v=nfcAaXdFXlo
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